この記事をまとめると
■3月下旬にタイでバンコク国際モーターショーが開催
若干違和感あるけどココは日本じゃないのか? モーターショー取材でタイに行ったら街中が「ガチに日本車だらけ」でビックリした
■日本メーカーも多数ブースを構えるなかホンダブースを取材
■シティRSという気になるクルマの中身について聞いた
日本じゃ消えたシティの名をタイで発見
2025年3月28日、ミャンマー中部で起こった地震により、犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
さて、3月下旬に開催されたバンコク国際モーターショー2025。日本のモーターショー、モビリティーショーとはまた、一風変わったクルマが見られるのが醍醐味のひとつだ。
タイは日本車がとにかく多く、街に出てクルマを観察すると、三菱、スズキ、トヨタ、ホンダなどなど日本メーカーのクルマが本当によく走っていて、そこだけ切り取れば日本の風景と変わらないほどだ。だがクルマ好きにとって面白いのは日本未導入のクルマたち。「これ、日本で乗って見たいぞ」なんてモデルにも結構出会うことができる。
さて、そんなタイだが、モーターショーの会場にも、日本メーカーが大きなブースを構えている。と、ホンダブースを訪れると、クルマ好きなら確実に目を奪われるクルマが壇上に展示されていた! ちょっとコンパクトなハッチバックボディにはなんと「シティ」の文字!! しかもエンブレムを見ると「RS」と表示されているじゃないか!
シティといえば日本じゃ初代がとにかく有名で人気だったクルマ。1980年代に登場し、トールボーイと呼ばれる背高のコンパクトハッチスタイルがオシャレだった。また、シティ・ターボII ブルドックは、ボンネットのパワーバルジや大型のフェンダーなどで武装し、ワンメイクレースが行われるなど、クルマ好きの心をギュッと鷲づかみにしたクルマなのだ。
そんなシティだが、日本ではとっくに消えた車名。だが海外では日本でいうところのフィットべースのクルマとして残っており、現行モデルはタイで生産されているという。
見た目はスポーティだが中身はドノーマル
そして実車のシティRSだが、なかなかにカッコイイ! 奇しくもいま日本ではMTのみをラインアップし、車高を少し落とすなど走りに手が加えられたシビックRSが大人気で、シビック全体の7~8割がRSというほどヒットしている。これはシティRSも日本で売れば……なんて気になったので、現地のブーススタッフにどんなクルマか聞いてみた。その前に、コチラのモーターショーには、日本でいうところの車両説明員のような方はいない。何の担当なのかは不明だが、車両のことが説明できるという方に直撃したという形だ。
その説明によると、「走りには一切手が加わっていません」とちょっと拍子抜け! アジアはMT比率も高いと聞くので期待したが、このステージ上に展示されたクルマはe:HEV、つまりハイブリッドモデルなのでATというワケだ。じゃあノーマルとRSでドコが変わってるの? と聞くと「見た目が少しスポーティに」という回答。足まわりもノーマルだそうで、日本のフィットRSやシビックRSのようなものを想像していただけに、肩すかしをくらった感じだ。
ただしタイではこういったスポーティな見た目がウケるそうで、標準のシティとシティRSは同じぐらい売れるそう。確かに街を観察すると、日本じゃ実用車として使われるようなセダンにリヤスポイラーが付いているようなケースが多い。たしかに、それを思い出すと見た目だけのRSが売れるのもわかる。
ブースを見回すとほかに、そういったスポーティ路線のモデルとして、HR-Vのモデューロと無限仕様が展示してあった。ちなみにタイのHR-Vは日本でいうヴェゼルのことだ。さらにいえば、北米だと日本でいうZR-VがHR-Vという名称になっているので、ややこしいこと極まりない。
それはともかく、このHR-Vのカスタムについても話を聞くと「タイでは日本車の軽いカスタムが人気です」とのことで、じゃあモデューロと無限も人気? との問いには「モデューロは結構人気があります。無限は少し知られてきた段階で、これからだと思います」という。
日本でもタイでもカッコイイクルマに目がないのは共通のよう。このシティRS、走りにも手を加えて日本で売れば、スマッシュヒットになるのではないだろうか? オデッセイを中国から入れたり、WR-Vをインドから輸入したりして成功しているいまのホンダだけに、シティも期待したい!
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みんなのコメント
ネットで騒いでいるのと現実とでは全然違うの。
ネットは年寄りの青春時代の「押し付け」、
現実は本当に必要とするクルマたち。
「こういうのが好きそう」なんて、
相手の気持ちを知ったかぶって言ってるだけ。
むしろわざとらしい子供っぽい演出がイヤだ、
こんなの狼の皮を被った「羊」。