フォーミュラEに参戦するマヒンドラは、パスカル・ウェーレインの後任としてアレックス・リンと契約し、ベルリンで行なわれる2019-2020シーズンの残り6レースを戦うと発表した。
元F1ドライバーのウェーレインは先日、フォーミュラEのバーチャルレース『レース・アット・ホーム・チャレンジ』最終戦の翌日にソーシャルメディアで突然のチーム離脱を発表。その後釜が誰になるのかに注目が集まっていた。
■ウェーレイン、マヒンドラ離脱を電撃発表。来季はポルシェ入りの可能性も?
そんな中、6月24日(水)にチームはリンの加入を発表した。2014年のGP3(現FIA F3)チャンピオンであり、GP2(現FIA F2)やWEC(世界耐久選手権)でも実績のある彼は、過去にDSヴァージンとジャガーでフォーミュラEに参戦経験があり、最高位は6位となっている。
一方、現在ポイントランキングで14番手となっているウェーレインは、2020-2021シーズンにニール・ジャニに代わってポルシェに加入するのではないかと広く予想されている。
「ベルリンでマヒンドラ・レーシングの一員となれることにとても興奮している」
リンはそう語った。
「マヒンドラ・レーシングと同じく、僕はこの選手権において大きな野望を持っている。レースが待ち遠しいよ」
「これまでに2回ベルリンでレースをしたことがあるけど、昨年はスーパーポールに進んだりしていて、いつもうまくいっている印象だ」
「ベルリンでのレースフォーマットはエキサイティングでチャレンジングだから、走るのがとても楽しみだ」
リンは2016-2017シーズンのニューヨークePrixでDSヴァージンからフォーミュラEデビューを果たすと、いきなりポールポジションを獲得。この年は2レースのみの出場に終わったが、翌シーズンはフル参戦し、ランキング16位となった。翌2018-2019シーズンはジャガーで7戦を走りランキング18位。しかしそのシートはジェームズ・カラドのものとなり、以降フォーミュラEでのドライブはなかった。
マヒンドラのCEO兼チーム代表のディルバグ・ギルは次のようにコメントした。
「彼(リン)はキャリアにおいて素晴らしいハイライトを成し遂げてきたので、我々は残りのシーズンで結果を出すことができると確信している」
「シーズン途中でチームに加入することは簡単なことではない。特にアレックスはベルリンという特殊なレースに向かうことになる。ただ彼はハングリーさと才能、そして経験があるので、すぐに結果を出せると思っている」
「我々はパスカルのこれまでの貢献に感謝すると共に、彼の今後の活躍を祈っている」
なお現在マヒンドラは、ギヤボックスサプライヤーの変更に起因する信頼性の問題に悩まされており、速さを見せながらもなかなか結果を出せない状況が続いている。
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