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ペナルティ受けた角田裕毅、ハジャーとの激しいポイント争いを制す「かなり手強かったが、自分の力を出し切った」

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ペナルティ受けた角田裕毅、ハジャーとの激しいポイント争いを制す「かなり手強かったが、自分の力を出し切った」

 2025年F1マイアミGP決勝で、レッドブルの角田裕毅は10位入賞を果たした。

 10番グリッドからミディアムタイヤでスタート。1周目に9番手に上がり、ファーストスティントでその位置を守った後、27周目にハードに交換、セカンドスティントを12番手から始めた。ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)を抜いて10番手に浮上。しかし、ピットストップの際にピットレーンのスピード違反を犯していたことが判明(5.6km/h超過)。5秒のタイムペナルティが科された。

ピアストリが今季4勝目。角田裕毅は5秒ペナルティ跳ね除け入賞果たす【決勝レポート/F1第6戦】

 角田は、10番手を維持するために、後方とのギャップを5秒以上に拡大することに努めた。後ろを走るアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は、角田との差を5秒以内に縮めるためにプッシュ。終盤、ギャップは5秒前後で推移したが、最終的に角田は5.168秒差を築いてフィニッシュ。1ポイントを守り切った。

■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)決勝=10位(57周/57周)10番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「タイムペナルティを受け、自分が不必要にその状況に陥ったことで、レースがより困難なものになりました。そして、元チームメイトは、最後の数周、僕のレースを楽にしてくれるようなことは全くありませんでした!」

「アイザックはかなりペースを上げて走っていました。僕もかなりプッシュしましたが、彼は必ず戻ってきました。5秒のギャップを保つのは大変でしたが、やらなければならないことをやり、最大限のペースを引き出して走りました」

「ポイントを獲得できたことはうれしいですが、自分のペースには満足していません。チームとして全体的にレースペースに苦しんでいたと思います。それは僕だけではなく、全体で取り組むべき課題です」

「このレースでは、自分にできることはすべてやりきりました。今できる限りの最大限を尽くしました。望んでいる位置にマシンを持っていくのは難しいですが、そこに向けて努力し、今後、遅れを取り戻していきます」

「週を追うごとにマシンに乗る際の自信が高まってきています。僕たちはマシンの力を引き出すことができるでしょう」

[オートスポーツweb 2025年05月05日]

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みんなのコメント

6件
  • tam********
    タイム追っかけて見てたのですげ~と
    7から11位まで、ほぼ同じペースで
    ミスしたら人が終わりでしたが
    さすがですね。誰も大きなミスしない。
    DRSトレインになってしまうとブロック合戦で遅くなり後続が追いついてしまうが
    角田の前に5秒のクリーンエア空間があって
    サインツもルクレールもぶっ飛ばしてたので
    上手く間隔維持したままだったのがよかった
    ハミルトンがペース遅れだした時は
    ハミルトン渋滞になるかとヒヤヒヤでした。
  • ari********
    結局レッドブルは単騎で戦う状況は何も変わらず、フェルスタッペンの0.3秒差以内というラインもクリア出来ず
    チームとしては結果は同じでもホンダからマネーは入ってくるからokなのかな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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