BMWモトラッドは、11月4日に開幕した「EICMA2025」に合わせ、ミドルクラス向けの新型アドベンチャー『F 450 GS』を発表した。同社初となるA2クラスの本格的なGSモデルで、オンロードからオフロードまで幅広い用途に対応するアドベンチャーバイクとして開発された。
新型F 450 GSの心臓部には、完全新開発の420cc 直列2気筒エンジンを搭載。最高出力35kW(48馬力)を8750回転で、最大トルク43Nmを6750回転で発生する。135度クランクピンオフセットとバランスシャフトの採用により、特徴的で感情豊かな走りと極めて低い振動レベルを両立している。
技術的なハイライトとして、新開発の「Easy Ride Clutch(ERC)」を採用。これは遠心クラッチの進化版で、発進からギアチェンジ、困難なオフロード走行まで、クラッチレバーの手動操作を不要とする。「GS Trophy」に標準装備され、他のモデルにはオプションで用意される。
シャーシには新開発のラティス・チューブフレームを採用し、軽量性と堅牢性を両立。フロントにはKYB製倒立テレスコピックフォーク、リアには中空鋳造アルミニウム製ダブルアームスイングアームとKYB製セントラルスプリングストラットを組み合わせている。
安全装備として、BMW モトラッドABS Pro、Dynamic Brake Control(DBC)、Dynamic Traction Control(DTC)、エンジンドラッグトルクコントロール(MSR)を標準装備。「Rain」「Road」「Enduro」の3つのライディングモードを標準で用意し、「Exclusive」以上のバリエーションでは「Enduro Pro」モードも追加される。
装備バリエーションは4種類を用意。ベーシックモデルの「F 450 GS Basis」(コズミックブラック)、オフロードフットペグやハンドガードなどを装備した「F 450 GS Exclusive」(コズミックブラック)、スポーツサスペンションを追加した「F 450 GS Sport」(レーシングレッド)、そして最上級の「F 450 GS Trophy」(レーシングブルーメタリック)では、Easy Ride Clutchやアルミニウムエンジンガードなどを標準装備する。
車両重量は178kgと軽量で、48馬力のパワーウェイトレシオはA2クラスで優秀な数値を実現。燃料消費量は100kmあたり3.8リットル(約26km/リットル)と経済的で、14リットルタンクとの組み合わせで350km以上の航続距離を確保している。
BMWモトラッドCEOのマルクス・フラッシュ氏は「新型BMW F 450 GSは、A2クラスにおける真のBMW GSです。軽量、優れた性能、そして機敏性と安定性の完璧なバランスにより、特に直感的なライディング体験を提供します」とコメントしている。
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みんなのコメント
デカい方が偉いとか、他人に見せびらかしたいとか、マウントを取りたいとか、といった層には向かないかもしれないが、見た目もカッコいいし重すぎず大きすぎず、国内で常識的に走るなら必要にして十分な性能で、使い勝手は良さそう。
あとはお値段次第かな。
何といっても重量! 重さの前にはすべてのカタログ性能は無意味。アマチュアでもレースとかやってた位の腕の人は良く解ってる。