鉛/リチウムどちらを選ぶ?
春のバイクシーズンを目前に控え、今のうちにバッテリーの健康状態を確認しておくが吉。前ページのバッテリー豆知識に引き続き、本ページではこのタイミングでバッテリー本体を交換したいライダーのために、最新バイク用バッテリーカタログをたっぷりお届けする。
シーズンイン直前に知っておきたい、バイク用バッテリーの豆知識×5
●文:谷田貝洋暁
AZバッテリー
デイトナ
◆ハイパフォーマンスバッテリー〈鉛〉
カスタムパーツや用品、アパレルまで手がけるデイトナのハイパフォーマンスバッテリー。MFバッテリーには、瞬間放電能力も高い”NanoGEL”電解液を使ったGELタイプ、また液状電解液を使ったAGM式の2種類がラインナップ。このほか、ハーレーダビッドソン用純正バッテリーと同じ筐体サイズで耐震対策が施されたモデルもある。
―― ●価格:4620円~3万800円 ●全26種類(12V)
◆ハイパフォーマンスバッテリー 開放タイプ〈鉛〉
Zやカタナをはじめとした旧車用のリプレイスパーツも扱うデイトナではもちろん、旧車向けに開放型バッテリーもリリースしている。電極板に純度の高い鉛を使うことで、駐輪放置時の自己放電率を低減。通常の解放バッテリーに比べ、20~30%出力が向上しているという(同社調べ)。
―― ●価格:1万1000円~1万6720円 ●全6種類(12V)
マキシマバッテリー
◆ジェルバッテリー〈鉛〉
+-電極板の間にある絶縁物・多抗薄膜絶縁体を薄くしたことで電極板数を増やせたことにより、電解液と触れ合う鉛の面積をアップしたGELタイプのMFバッテリー。これににより電極にサルフェーションが付着することを遅らせることに成功。寿命を従来型のバッテリーより約1.5倍長い(同社調べ)。
―― ●6160円~3万7070円 ●全49種類(12V)
◆MHDバッテリー〈鉛〉
振動が大きく耐久性が求められるハーレーダビッドソン専用に用意されているのがMHDバッテリー。ロングストロークで始動にパワーの必要なハーレー向けに、電極板の板数を増やすことにより電解液と触れ合う鉛の面積をアップしてハイパワー化。自己放電の低減のため高機能カルシウム合金極板も採用されている。
―― ●2万2660円~4万1470円 ●全6種類(12V)
ショーライジャパン
◆リチウムフェライトバッテリー〈リチウム〉
同社が特許を持つ、LiFePO4(リン酸鉄リチウムイオン)の鉄角柱型セルを使用。この従来の円柱型とは違う角柱型のセルは直方体型のため筐体デザインの自由度も高く、同じ形式で同じ筐体サイズでありながら、標準仕様と大容量仕様の容量違いの2種類を用意する場合もある。最大3年間の保証付なのも特徴だ。
―― ●1万2078円~3万9578円 ●全23種類(12V)
アリアント
◆YLPシリーズ〈リチウム〉
最適化されたプログラムを持つマイクロプロセッサーが高性能アクティブマネージメントを行うBMS(バッテリーマネジメントシステム)を搭載するリチウムバッテリー。安全性はもとより、このBMSが充電時のバランスをとることでバッテリー内の充電状況を最適化。結果同社では5年以上の交換サイクルを公表している。
―― ●2万1780円~4万9280円 ●全3種類(12V)
プロセレクトバッテリー
◆ハーレー専用AGMバッテリー〈鉛〉
バッテリー液をガラス繊維状のスポンジマットに染み込ませたプロセレクトバッテリー独自のAGM構造を進化させ、ハーレーダビッドソンの強いバイブレーションにも耐えられるように仕様変更したバッテリー。端子構造もより強固に設計されている。大型モデルなどはオーディオを搭載したりと消費電力が大きいためハイワッテージ化も施される。
―― ●価格:1万5180円~3万1680円 ●全4種類(12V)
南海部品
◆FB二輪車用バッテリー〈鉛〉
創業1951年、約70年の歴史を誇る老舗バイク用品店・南海部品のオリジナルパッケージ品。”FB”で始まる品番を見ればわかるとおり、製造元は信頼の古河バッテリー製だ。ラインナップはMFバッテリー17種類。
―― ●MF17種類(12V)
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みんなのコメント
まあ、バイクのバッテリーが壊れるような事故だとライダーは道路に投げ出されているから焼死は無いだろうけども。