ムジェロ・サーキットでMotoGP第9戦イタリアGPのスプリントレースが行なわれた。勝利したのはドゥカティのマルク・マルケスだった。
イタリアGPはここまで真夏のような天候で、2日目のスプリントレース時には気温31度まで上昇。路面温度48度というコンディションでスタートを迎えた。
【MotoGPポイントランキング】兄マルケス、タイトル争いリード拡大
ポールポジションを獲得したのはランキング首位のマルク・マルケス。2番手にチームメイトのフランチェスコ・バニャイヤ、3番手にはアレックス・マルケス(グレシーニ)とドゥカティ陣営が地元でフロントロウを独占した。
日本勢は復帰戦の小椋藍(トラックハウス)が21番手、ルカ・マリーニ代役の中上貴晶(ホンダ)は19番手からのスタートだった。
全11周のスプリントがいよいよスタートという瞬間に、マルク・マルケスはローンチコントロールに何か確認したいことがあったようでハンドル周りを操作しており、そのせいで一瞬出遅れることに。それによってバニャイヤがホールショットを奪って先行した。
マルク・マルケスは一時は6番手付近までポジションを落としたものの、すぐにバニャイヤ、アレックス・マルケスの後ろ3番手まで浮上。ドゥカティ勢によるトップ3争いとなった。
2周目にはアレックス・マルケスが早くも動き、ホームストレートでバニャイヤに並びかけていくと、マルク・マルケスも加わりスリーワイドの戦いに展開。この戦いで前に出たのはアレックス・マルケスで、バニャイヤはマルク・マルケスにも抜かれて3番手に後退した。
なおレース序盤にはヨハン・ザルコ(LCR)とブラッド・ビンダー(KTM)がクラッシュ。KTMはペドロ・アコスタもその後転倒してしまい、KTMはファクトリーチームが全滅となった。
マルケス兄弟が前に出たあと、バニャイヤは少し置いて行かれるような形になっており、4周目突入時には約1秒の差がついた。一方でマルク・マルケスはトップのアレックス・マルケスにチャージしていき、ターン1への飛び込みでオーバーテイク。先頭が入れ替わった。
マルク・マルケスはトップに立った後は弟のことを引き離していき、反撃させないままギャップを拡大。レース折り返しの6周目終了時には0.5秒差がついた。
3番手に後退していたバニャイヤは、レース後半にかけてアレックス・マルケスへ0.3秒差まで接近するシーンもあったが、終盤でアレックス・マルケスがペースを引き上げたこともあり、オーバーテイクを仕掛けていくことはできなかった。
先頭を行くマルク・マルケスは、ラストラップに1秒差を築いて入り、そのまま最後まで差を詰めさせることなくトップチェッカーを受け、スプリントを勝利した。2位はアレックス・マルケス、3位は終盤に迫ってきたマーベリック・ビニャーレス(テック3)を突き放したバニャイヤだった。
予選で4番手を獲得していたヤマハのファビオ・クアルタラロは、スプリントではドゥカティ陣営の直線速度に太刀打ちできず、最終的に10位ポイント圏外でのフィニッシュに終わった。
日本勢は小椋が12位、中上が15位でフィニッシュ。ポジションを上げたが、共にポイントは獲得できなかった。
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