7月11日、2026年MotoGP第11戦ドイツGP MotoGPクラスのスプリントが行われ、ホンダHRCカストロールのルカ・マリーニは11位、ジョアン・ミルは15位でレースを終えた。
ザクセンリンクで行われている第11戦は2日目を迎えた。予選とスプリントが行われるこの日は朝から快晴の空が広がり、フリー走行2回目は気温21度、路面温度33度で開始を迎える。このセッションではマリーニが11番手、ミルが13番手を獲得し、続く予選Q1に2台が揃って出走した。
M.マルケスが今季4度目のスプリント優勝。兄弟揃ってメダル獲得/第11戦ドイツGP
前後ともにソフトを履いたマリーニは序盤に1分20秒台のタイムを連続で記録し、5番手で前半の走行を終える。新品タイヤを投入して挑んだ後半も着実にタイムを更新し、1分19秒998を記録。これがマリーニのベストタイムとなり、Q2進出圏内の2番手から0.134秒差の4番手でセッションを終えた。マリーニ同様のタイヤ選択を採ったミルは、最初の計測で1分19秒988を記録して2番手に浮上する。しかし新品タイヤに履き替えた後半はタイムを更新できず、3番手で予選は終了。0.124秒という僅差でQ2進出を逃し、13番グリッドからレースに臨むこととなった。
午後のスプリントは気温25度、路面温度42度で開始され、多くのライダーと同じく2台もフロントにハード、リヤにソフトを装着する。予選Q2で転倒を喫したマルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)がレースを欠場したことにより、マリーニが13番グリッド、ミルは12番グリッドに並んだ。
抜群のスタートを切ったマリーニは11番手でターン1を通過し、2周目を迎える。序盤からディオゴ・モレイラ(プロホンダLCR)と激しい攻防戦を展開するが、3周目に先行を許して12番手に後退する。10番手を走行するフランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)が7周目に転倒を喫し、この影響を受けて再度11番手に浮上したマリーニは引き続きモレイラを猛追。ファイナルラップまでポジション奪還を試みるもオーバーテイクは最後まで叶わず、11位でレースを終えた。
ミルはスタートでふたつ順位を落とすも、ジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)をかわして13番手で2周目に突入する。しかしブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)ら2台にパスされ15番手に後退。モルビデリの転倒で7周目に順位を上げたが、エネア・バスティアニーニ(レッドブルKTMテック3)に先行を許して再度15番手にポジションを落とす。終盤は後続のアレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)に接近を許すも順位を守ってチェッカーを受け、15位でスプリントをフィニッシュした。
ルカ・マリーニ(予選:14番手、スプリント:11位)
「今日はベストを尽くすことを試み、予選ではあと一歩のところまで迫ることができた。全体として、今週末の僕たちのポテンシャルは望んでいたレベルには達していない。マシンは昨年と比べて確実に改善されているが、ライバルたちも同じようにポテンシャルを高めてきている。明日の目標はトップ10入りではあるものの、現実的な視点を持ち、今日の結果を踏まえて目標を設定する必要がある」
ジョアン・ミル(予選:13番手、スプリント:15位)
「わずか10分の1秒差でQ2進出を逃したが、FP2での自分のペースにはかなりの手応えを感じていた。そしてレースの行方は最初のコーナーでほぼ決まってしまった。何人かのライダーが予想外の動きをしたため、アプローチを完全に変えざるを得なかったんだ。スプリントでは同じタイヤを使用していた午前のペースより1秒も遅くなってしまった。1分21秒台から22秒台へタイムが落ち込んだのは不可解だ。今季はセットアップについてさまざまな試みを行ってきたから、データを精査する必要がある。さらなる上位争いができなかったことが残念だ」
[オートスポーツweb 2026年07月12日]
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