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BYD、主力コンパクト『ドルフィン』に創業30周年記念の限定車“グレートフル・ピンク”シリーズを設定

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BYD、主力コンパクト『ドルフィン』に創業30周年記念の限定車“グレートフル・ピンク”シリーズを設定

 今年で創業30周年を迎え、日本法人は設立20周年を迎えた中国のBYDが、その節目を記念した全国限定30台の特別限定車『BYD DOLPHIN Grateful PINK(BYDドルフィン・グレートフル・ピンク)』シリーズを導入。この6月3日より発売が開始されている。

 日本国内では2015年に初めて電気バスを納車してから10周年(商用車部門)、乗用車を取り扱うBAJ(BYDオート・ジャパン)が設立3周年の節目を迎えたBYDだが、最新の電動SUV『SEALION 7(シーライオン7)』の好調もあり、先の5月は登録台数が416台に達し、これで単月と過去最高の記録を更新する勢いを見せている。

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 そんなグローバル展開でもBEV(バッテリーEV)のナンバー1企業へと躍進する同社のうち、日本市場に導入した2車種目のBEVとして2023年9月から販売されているドルフィンは、扱いやすいコンパクトなボディサイズや400kmを超える一充電走行距離、万が一の際でも熱暴走しにくいBYD独自のリン酸鉄リチウムイオン電池(ブレードバッテリー)を筆頭に、価格を超える充実した数多くの装備を採用するなど優れたコストパフォーマンスで人気を集める。

 おなじみとなった“海洋シリーズ”の最初のモデルであり、エクステリアは可愛らしさと人懐っこさを感じさせるイルカのような丸みを帯びたボディラインと、イルカが海面から飛び出てくるときの躍動感を表現した2本の大胆なウエストラインが特徴に。

 一方のインテリアは、滑らかで広がりのある曲線でデザインされており、モダンでダイナミックな車内空間を演出しているほか、なだらかに起伏を繰り返す穏やかな波を連想させるダッシュボードや、イルカのフィンをモチーフにしたドアノブなど独自の遊び心が散りばめられている。

 搭載されるバッテリー容量により2種類のグレードが設定され、容量44.9kWhで一充電あたりの航続距離が400kmの“標準仕様(70kW/180Nm)”と、バッテリー容量58.56kWhで一充電あたりの航続距離が476kmの“ロングレンジ(150kW/310Nm)”をラインアップ。後者ではリヤのサスペンションを標準仕様のトーションビームからマルチリンクに変更するなど高出力化への対応も施す。

 今回の特別限定車はボディカラーをコンパクトカーらしいポップなピンクとし、さらにフロントフード内に収納ボックスを装備するなど実用性の向上にも配慮。利便性に優れた電動テールゲートやリヤのプロテクトカバー、スポーティさを強調するカーボン調インテリアトリムなどが特別に装備された。

 そのほか、ベースモデル同様にドライバー注意喚起や、独自の幼児置き去り検知システム、高速走行時に前車を自動追従して走行できるアダプティブ・クルーズコントロールやブラインドスポット・インフォメーションなど先進安全・運転支援機能も充実し、V2L(ビークル・トゥ・ロード)とV2H(ビークル・トゥ・ホーム)にも対応。停電時の電源供給やキャンプをはじめとする野外での活用も見込まれる。

 全長4290mm×全幅1770mm×全高1550mmのスリーサイズに、ホイールベースは2700mmのディメンションとなるドルフィンは、全高のみ日本市場向けに1550mmに調整することで(他市場は全高1570mm)一般的な機械式駐車場に設けられているサイズ制限をクリアするなど、最小5.2mの回転半径と相まって生活の場での取り回し性能とロングホイールベースによる広い車内空間を両立する。

 その『BYDドルフィン・グレートフル・ピンク』の価格は、標準仕様が299万2000円で限定20台、同ロングレンジが374万円で同10台の内訳となっている。

●BYDオート・ジャパン公式サイト:https://byd.co.jp/byd-auto/

[オートスポーツweb 2025年06月10日]

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みんなのコメント

2件
  • まほほん
    品質など心配な点はあるけど、デザインは
    ホンダや三菱、スバル等より上だと思う。

    フィットがこのデザインだったらもっと
    売れていただろうな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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