独BMWは6月17日、ハイパフォーマンスセダン「M5」およびその高性能版「M5コンペティション」の改良モデルを公開した。
BMWのモータースポーツ部門「M Gmbh」が手がけるM5は、5シリーズをベースにエンジンと足回りをリアルスポーツの域までチューンしたスーパーサルーン。1972年に登場した初代以来、いわゆる“羊の皮を被ったオオカミ”の代表格として名声を誇ってきた。現行の6代目からはあり余るパワーに対応してAWD化されたほか、さらに性能を高めたコンペティションもラインナップに追加され、クラス随一の存在感を放っている。
今回の改良は、ベースとなる5シリーズのマイチェンにともなうもので、外観ではアイコンのキドニーグリルが最新の意匠に変更されたほか、ヘッドライトやテールライトのLED形状が変更され、より鋭い印象となっている。また、M5の独自装備であるワイルドなフロントロワーバンパーも改良を機にリデザインされ、エアインテーク開口部の迫力がアップした。
インテリアもベースモデル同様、最新のBMWスタイルとされた。メーターパネルは完全な液晶パネルとなり、センターディスプレイも10.25インチから12.3インチへ大型化。先日デビューした新たなフラッグシップ「M8」から「セットアップボタン」と「Mモードボタン」が移植されたのも注目で、ドライバーはボタンひとつで「ロード」と「スポーツ」(コンペティションではさらに「トラック」も追加)という複数のカスタマイズ設定を呼び出せるようになった。
パワーユニットは従来から変更なく4.4リッター V8ツインターボで、標準のM5で600hp、M5コンペティションでは625bhpを絞り出す。組み合わされるのは8速Mステップトロニックのみで、加速性能も変わらず0-100km/h加速はそれぞれ3.4秒と3.3秒と発表されている。
日本導入が待たれる改良新型M5。参考まで本国価格はM5が120,900ユーロ(約1,450万円)から、M5コンペティションが129,900ユーロ(約1,560万円)と発表されている。
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みんなのコメント
かっこいいなあ
イカリングに戻してくださいよ...