洗浄力は確実に上がる
「ヒトとクルマの未来を守る整備機器【Automotive service equipment for your better future】」をテーマに、「第37回オートサービスショー2023」が2023年6月15日(木)~17日(土)の3日間にわたって東京ビッグサイトで開催された。前回の開催(2019年)からじつに4年ぶりとなったこのショーは、自動車整備機器の製造・販売に携わる各企業による最新の整備関連機器やシステム等を展示する機会であり、自動車整備検査機器、工具、車体整備機器、電装整備機器、塗装機器、洗車洗浄機器及び関連機器などが展示されている。
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門型洗車機の試作機が展示される
展示会では、ガソリンスタンドやコイン洗車場で見かける門型洗車機も多数出展。ノンブラシ機が並べられていたり、洗車に純水を使用したモデルの解説もあり、洗車機の進化も会場で目にすることができた。
その中で都内に本拠を持つ「IYASAKA」の屋外ブースでは、参考出品と書かれた門型洗車機「アンブル コンパクト」がデモンストレーションを行っていた。デモンストレーションを行うアンブル コンパクト自体は既存の市販モデルのままだが、ここでは、洗車に使用する水が違うのだという。
超微細ナノバブルでクルマを洗車
洗車に使用するその水は、直径1μm(0.001mm)未満の泡である超微細ナノバブルが1mlに52億個入っているそう。
広告などで最近よく見かけるナノバブルシャワーヘッドの場合、小さな泡による洗浄力と保湿力で、美容および健康効果をうたっている。基本的には自動車においても、車両表面に付いた汚れの隙間に超微細ナノバブルが入り込むことで、汚れを浮かび上がらせ洗い流すことが可能。つまり洗浄力アップは確実となる。
洗車機本体内のタンクに注水する際に、超微細ナノバブル化する。その効果は数日持続するということで洗車機のノズルなどの変更はない。実際にこれを組み込んだ洗車機では、洗車機のブラシ、そして内板など洗車機自体の汚れも抑えられているという。
これは市販化も近いか? と思わせるものなのだが、担当者に聞いてみたところ、実際に車両に使用して1回の洗車でどこまで汚れを落とすことができるのか、またコーティング車両に対してどのような効果が得られるのかをしっかり見極めなければならないとのこと。また、ユーザーにもその効果を実感してもらえるよう打ち出していきたいという。
実際に商品化されるまでまだ時間はかかりそうだが、これまでと異なる仕上がりとなるのか、その効果に期待したい。
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