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WorldRX:ホンダ・シビッククーペが世界選手権へ。前年度勝者が開幕戦に出場

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WorldRX:ホンダ・シビッククーペが世界選手権へ。前年度勝者が開幕戦に出場

 8月22~23日の週末にスウェーデンの“聖地”ホーリエスで開幕を迎える予定の2020年WorldRX世界ラリー選手権シーズンに向け、同国出身で前年度勝者セバスチャン・エリクソンの復帰参戦が決定。昨季のフォード・フィエスタではなく、長年ともに戦って来たオルスバーグMSEが所有する『ホンダ・シビッククーペ RXスーパーカー』を投入することも明かされた。

 現在27歳となったエリクソンは、2019年のここスウェーデン・ホーリエス戦でワイルドカード枠からのエントリーを果たし、オルスバーグMSEのフォード・フィエスタST RXスーパーカーEVO.4をドライブし、並居るレギュラー勢を抑えて見事に勝利を飾っている。

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 そのエリクソンは、チーム代表を務めるアンドレアス・エリクソンの子息であるケビン&オリバーの兄弟らと、かつて北米を中心に展開されていたGRCグローバル・ラリークロスにも参戦。2016年からの2シーズンはHonda Red Bull Olsbergs MSEのエントリー名で、このホンダ・シビッククーペ RXスーパーカーをドライブしていた。

「昨年はすべての流れがホーリエスでの成功を指しているような気がしていた。それは僕自身がどのイベントよりも勝ちたいと願っていたレースでもあったし、世界選手権での初勝利というキャリア最大の結果でもあったからね」と語ったエリクソン。

 前年度の勝者として同一イベント連勝の記録達成を狙う2020年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、週末が“ダブルヘッダー”のフォーマットを採用することから、フィエスタからシビッククーペへのスイッチと合わせて「楽しみが2倍になるかもしれないね」と、意気込みを語った。

「昨年のイベントで勝ったときも、パドックでのみんなの反応を見て本当にうれしかった。それは僕にとって多くの意味を持っていて、またこうして戻ってこれたことに興奮しているんだ」と続けるエリクソン。

「ホーリエスは世界で最も象徴的なラリークロス・トラックで、今年は勝つチャンスが2倍、楽しみも2倍になる。世界選手権がダブルヘッダーを開催するのは初めてで、ほとんどのレギュラーは慣れていないかもしれないけど、僕は(国内選手権やGRC、RallyX Nordicなどで)多くを経験済みだから、その点は少し有利かもしれないね」

 2014年にアンドレアス・バッケルドやレニス・ニテッシュを擁し、WorldRXのチームタイトルを獲得して以降、毎年のように勝利を飾ってきた名門オルスバーグMSEだが、エリクソンは世界選手権初投入となるホンダ車との戦いに向け、入念な準備を重ねて来たことも明かした。

「このホンダのマシンが世界選手権のステージでどのような戦いを繰り広げられるか、とても興味深いよね。フィエスタとは形状も異なり、明らかに違う特性を持っているけれど、テストでは双方ともに甲乙付け難いラップタイムを記録しているんだ」と続けるエリクソン。

「僕らはここ数カ月、このシビッククーペをアップデートするために懸命な作業に取り組んできた。この結果、マシンの競争力は高まったと感じている。このシリーズが頂点であることは間違いないし、今季は(2年連続WorldRX王者の)ヨハン・クリストファーソンも戻ってくる」

「先日ここで開催されたRallyX Nordic開幕戦(All-Star Magic Weekend)でのニクラス・グロンホルムやロビン・ラーソンの速さとパフォーマンスは本当に印象的だった。厳しい戦いになることは間違いないが、僕も準備はできているよ!」

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みんなのコメント

1件
  • かつてラリーを泥遊びとバカにしたよね

    未だに許してないから
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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