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教えてくださいモテたいんです!!「どっちがモテるクルマか」7番勝負

掲載 更新 32
教えてくださいモテたいんです!!「どっちがモテるクルマか」7番勝負

 どうせクルマを買うなら、よりモテるクルマがいい。「男性にも女性にもモテるクルマは?」というテーマにしようかとも考えたが、男性にモテるクルマなんて普段と同じ。何を今さら恥ずかしがってるんだ、そういうところがモテない原因だゾ。

 というわけで、女性にモテるクルマを教えてくださいと2人の女性自動車評論家に頼みこんだ。しょうがないわねぇ……と引き受けてくれたのは、飯田裕子氏と吉田由美氏。人気車種でライバル関係にある7組14台のクルマたち、果たして「モテグルマ」の称号はどちらに?

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 当然ながら、今回ご協力いただいたお二人の意見がそのまま「女性の意見」ではないし、晴れてモテグルマに認定されたクルマを実際に購入したからとて、納車したその日からモテる訳でも決してない。

 だがその言葉の端々には、きっと「モテ」に通ずるヒントが隠されているはず。目を皿のようにしてご覧いただきたい!!!!

【画像ギャラリー】これに乗ればオレもモテるのか…(そうではない)!!? 7番勝負の勝者たちをギャラリーでじっくりチェック!!!

※本稿は2020年9月のものです
文/飯田裕子、吉田由美、ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部ほか
初出:『ベストカー』 2020年10月26日号

【BATTLE1】ミドルSUV トヨタ同門対決/トヨタ ハリアー VS トヨタ RAV4

●吉田由美Choice……ハリアーの勝ち!

 いきなりこれは難しい2台に。ハリアーは主査も話していましたが、「彼氏がハリアーに乗っていたら、間違いない」と、彼女の親ウケがいいらしい。派手過ぎず、社会的にも人にも安心感を与えるのだとか。

 一方のRAV4は、今のトレンドを押さえたワイルドなスクエアボディで世界的に大人気のSUV。この2台は兄弟車ですが、乗り味も世界観も違います。モテポイントは大人の余裕……ですね。

大人の余裕!? トヨタ ハリアー

●飯田裕子Choice……ハリアーの勝ち

 日常の走行性能はどちらも高めのイーブン。無難にモテたいならハリアーかしら。内外装の上質さを感覚的にも得やすいこちらは万人の女性が好むと想像できます。Tシャツでもスーツでも“映える”オールマイティな演出車でもあります。

 RAV4はドロ臭い個性がとても頼もしくて魅力的。“違いのわかるオンナ”にはこちらのほうがわかりやすく、RAV4とともにさまざまな体験をさせてくれる男性なら◎。

「モテグルマ」としてはハリアーに一歩及ばず…トヨタ RAV4

■満場一致でハリアーが「モテグルマ」認定!!!

【BATTLE2】コンパクトカーライバル対決/ホンダ フィット VS トヨタ ヤリス

●吉田由美Choice……ヤリスの勝ち!

 ほぼ同時期に新型モデルが発売された因縁のライバル。しかしタイプは真逆です。

 ヤリスは外観も走りもスポーティなのに燃費もいい。一方のフィットは外観はファミリー向けといった感じで車内も明るくクリーン。後席や荷室も広く、5グレードが設定されています。

 女性好みなのはフィットですが、外観が悩みどころ。でもファーストインプレッションでは、見た目だとヤリスかな。

スポーティさとファミリー向けの対決。こちらはトヨタ ヤリス

●飯田裕子Choice……ヤリスの勝ち!

 ポイントはいかにわかりやすくしかしさり気なくスマートドライバーであるかをアピールできるか、です。

 デザインには精悍さとサイズを超える存在感もあるヤリス。キビキビと走るけれど過度なスポーツ臭を感じさせないので、“彼”にとっては頼もしい“ドライビング黒子”になるはず。

 一方のフィットも基本性能も高い、頼もしい癒やし系。夜の顔(ライト使い含む)も主張あり、総合評価では負けてません。

性能的にはそこまで差はない? こちらはフィット

■満場一致でヤリスが「モテグルマ」認定!!!

【BATTLE3】Cセグハッチバックモテ決戦!!/マツダ3 FB VS トヨタ カローラスポーツ

●吉田由美Choice……マツダ3の勝ち!

 マツダのクルマはとにかく美しい。ボディスタイルとともにボディカラーも魅力のひとつ。男性でも赤いクルマに抵抗なく乗れるようになったのはマツダの功績大。しかも進化しています。

 一方のカローラスポーツも、さすが世界一の販売台数を誇るカローラの名に相応しく、トヨタのド真ん中でありながら、カローラスポーツはカローラを若返らせ、欧州車の香りも漂います。

 でもモテには元気より色気ですね。

デザイン性は突出! マツダ3

●飯田裕子Choice……マツダ3の勝ち!

「世界一美しいハッチバック!」と評したいマツダ3。一方のカローラスポーツのデザインは健全でハツラツ。それらを正しく体現するドライブフィールも併せ持ち、どちらを選んでも間違いない2モデル。

 どちらかに勝敗を決めなければいけないなら、助手席におさまることを想定した際のインテリアの居心地はいい歳したオンナとしてはマツダ3のほうが落ち着くかしら……ということでマツダ3。

色気がいま一歩!? トヨタ カローラスポーツ

■満場一致でマツダ3ファストバックが「モテグルマ」認定!!!

【BATTLE4】あこがれの有名セダン対決!!/トヨタ クラウン VS 日産 スカイライン

●吉田由美Choice……スカイラインの勝ち!

「いつかはクラウン」とひと昔は憧れの的だったクラウンの新型モデルはクーペスタイルのセダンに大変身。最新モデルにはトヨタの先進サポート「T-Connect」を搭載しています。

 スカイラインも2019年に世界初のハンズオフ機能「プロパイロット2.0」を搭載。この時、フルモデルチェンジなのでは? と一瞬期待しましたが、ビックマイナーチェンジ。

 どちらがモテかと言われたら、インパクトでスカイラインですね! 

インパクト強!ぐふふっ。日産 スカイライン

●飯田裕子Choice……スカイラインの勝ち!

 これはもう今、ナウっ、超ミーハーなドライブシーンを妄想しての勝敗です。スカイラインに採用される運転支援技術のハンズオフ機能(トヨタは未採用)に注目。

 諸々の条件が揃えばドライバーがステアリングから手を離しても自動走行してくれる。つまりドライブ中、彼の両手はフリー。

 よそ見はNGだから見つめ合うのはムリだけど、例えば私の右手を彼のヒザの上で彼の両手でサンドイッチっていうのはOK!? ぐふふっ。

ハンズフリー機能なしはモテには致命的!!? トヨタ クラウン

■満場一致でスカイラインが「モテグルマ」認定!!!

【BATTLE5】ラグジュアリーモテセダン対決/メルセデスベンツ Sクラス VS レクサス LS

●吉田由美Choice……LSの勝ち!

 日本とドイツのフラッグシップモデル対決になります。

 LSはマイナーチェンジでフロントライトの鋭さを抑えてスッキリとしました。インテリアは日本の伝統工芸でおもてなし。先進安全装備も最高峰です。

 Sクラスも新型が登場しますが、フラッグシップモデルだけに驚く仕掛けがあるはず。私は「最新のクルマが最高のクルマ」派ですがSクラスは迫力があり過ぎるのでモテではLSかな。

日本の粋を集めておモテなし!? レクサスLS

●飯田裕子Choice……Sクラスの勝ち!

 装備や乗車時のホスピタリティの素晴らしさや、高級感ある佇まいのなかに滲み出る優しさや品のよさが生む雰囲気は断然レクサスです。

 お泊まりドライブ旅行に連れてってもらうなら彼とLSに癒やされたい気持ちも乙女心をくすぐります。

 しかしSクラスの全方位満足型ドライバビリティと運転席以外での快適性のハイバランスぶりは個人的にも専門的にもSクラスに分があるため、こちらの勝ち。

飯田氏は全方位のハイクオリティを評価 メルセデスベンツ Sクラス

■この勝負引き分け! どちらでもモテるでしょう!!

【BATTLE6】ワイルド&コンパクトSUV対決/スズキ ジムニーシエラ VS ダイハツ ロッキー

●吉田由美Choice……ジムニーシエラの勝ち!

 日本の道路はすれ違いができない道路が約8割超。そして道が悪いところでもガンガン行けるジムニーは頼もしさの極み。しかもデザインは「ミニGクラス」という感じで、小さいけど本物感があります。

「軽自動車じゃ……」という人には1.5Lのジムニーシエラがあります。

 しかし残念なのが乗り心地。ロッキーはそれらのネガティブ要素をクリアにしますが、ジムニーの存在感には敵いません。

孤高の存在はやっぱりモテる!? スズキ ジムニーシエラ

●飯田裕子Choice……ジムニーシエラの勝ち!

 この2台はかなりキャラが異なるので勝負を決めるのは難しい。

 日常のオン時はクールでもオフではワイルドにアウトドアやファッションを楽しみたい派ならジムニー。対するロッキーはこのサイズでいい意味で無難に幅広い移動やドライブ/趣味を楽しむバランス感覚に優れている。

 大事なのはクルマをツールにどんな風に女子を楽しませてくれるのか? 今回は個人的にアウトドア妄想族ゆえジムニーに一票!

好調のコンパクトSUVも一歩及ばず!!? ダイハツ ロッキー

■満場一致でジムニーシエラが「モテグルマ」認定!!!

【BATTLE7】モテの王道 オープンカー対決!!!/レクサス LCコンバーチブル VS BMW 840iカブリオレ

●吉田由美Choice……BMW 840iカブリオレの勝ち!

 甲乙つけがたいスポーティ×ラグジュアリー、そして優雅な幌(ほろ)。LCのソフトトップの幌は軽量でコンパクトに格納され、シートヒーター、ネックヒーター、ステアリングヒーターで寒さ対策もバッチリ。同一色で統一されたインテリアは抜群にモダン。

 一方の840iカブリオレもハンズオフなど先進技術を搭載した、品がある正統派ラグジュアリー。華やかなオープンカーにコンサバは最強のモテです。

流麗な美しさも一歩及ばず!? レクサス LCコンバーチブル

●飯田裕子Choice……BMW 840iカブリオレの勝ち!

 オープンカーにこだわりを持つ筆者=ユーザーとしてはこだわりたい点数多。今回はデザインに注目。幌を開けた時の美しさはイーブン(オープンカーなら当然)。

 でも閉めて走る機会も多いワケで閉めた時の個性やスタイルも評価したい。幌を閉めたスタイルの美しさはLC。

 840iにしたのは、美しさよりBMWらしい走りと精悍なデザインが男性的で、お迎えにきてもらうシーンが少しだけ想像しやすかっただけです。

BMWのラグジュアリーさと走りに軍配!? BMW 840iカブリオレ

■満場一致でBMW 840iカブリオレが「モテグルマ」認定!!!

【画像ギャラリー】これに乗ればオレもモテるのか…(そうではない)!!? 7番勝負の勝者たちをギャラリーでじっくりチェック!!!

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みんなのコメント

32件
  • 独身男のなら自分の感性で車に乗れよ。
    自分が好きで選んだ車に不満言うような女には、
    俺の車には乗らず歩いて帰れと言ってやれ!
  • 翻って、ベストカーとその記事や企画、ベストカー読者層のセンスや属性、今やどんだけ終わってるのかってこと、自戒・再認識すべき

    苦笑
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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