アプリリアからMotoGPに参戦するマーベリック・ビニャーレスは、2023年シーズン前半戦を振振り返り、“悪夢”のようだったと語っている。ただ後半戦に向けてはポテンシャルも感じているようだ。
アプリリアは2022年シーズンに躍進を遂げ、チームメイトのアレイシ・エスパルガロが初優勝と多数の表彰台を獲得。ビニャーレスも2回表彰台を獲得するなど、好調な結果を残した。
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しかし2023年シーズンは前半の8戦を終えた時点で、アプリリアの表彰台獲得はわずか2回にとどまっており、昨年のような活躍は見られていない。
ビニャーレスは開幕戦ポルトガルGPでの2位以来表彰台を獲得できておらず、現在は計56ポイント獲得でランキング12位。サマーブレイク前の連戦ではトラブルにも悩まされた。
ただそういった状態の中でも、ビニャーレスはマシンと自分には先頭争いに加わるだけのペースがあると考えている。そしてアプリリアは予選向けの1発アタックで改善が必要だとも語った。
「シーズン後半戦は風を味方につけたい。いつも逆風だったからね」
ビニャーレスはそう語る。
「悪夢のようだったけど、僕らは上手くリカバリーしてきた。僕たちには強さがあるし、精神的にもとてもタフなんだ」
「ウチにはかなりのポテンシャルがあるんだ。スペインGPとフランスGPでは問題があったし、アメリカズGPでは予選時の黄旗に妨げられてしまった」
「そういったことは起こりうることだ。僕らの手に負えることじゃないけど、もっと1周のアタックで良いバイクを作ることはできるはずだし、そこが僕らの取り組んでいる部分なんだ」
今シーズンはこれまでのところ、ドゥカティが圧倒的な強さを発揮している。アプリリアは彼らに挑むだけの十分な力があるのか? ビニャーレスにそう尋ねると、彼は「ちょっと落ち着こう」と答えて、次のように続けた。
「そうだね、僕らがバイクから最大限の力を発揮させることができれば、先頭で争えると思う」
「地に足をつけて、冷静さを保つ必要がある。オランダは特殊なサーキットだったし、(次戦)シルバーストンでどうなるか見てみよう」
「1日毎に最大限の力を発揮して、予選で何をする必要があるのかを理解しなくちゃいけない。まだベストには程遠いと思うんだ。だから落ち着いて、シンプルに過ごしていくことが必要なんだ」
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