悪質な利用者を撲滅!!
こんにちは! 先進モビリティに興味津々の私、近藤スパ太郎です。 特に電動モビリティは最新の技術や機能が続々と投入され目が離せません。
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最近では、新モビリティの特定小型原動機付自転車(特定原付)を活用したシェアリングサービスにも、最新技術や機能が投入されています。
シェアサービスはボクもちょい乗りで時々利用していますが、目的地で乗り捨て(ポートに返却)ができて、とても便利なんですよね。「自転車を除く」の表示があれば、一方通行でも逆進入が可能で、目的地まで最短ルートを走れるのも特定原付ならではのメリットです。
ですが一部の利用者が交通ルールを守らない、危険走行などが問題にもなっています。
アプリダウンロード数450万、電動キックボード(特定原付)と電動アシスト自転車のシェアリングサービスを、全国20都道府県61市区町村で展開(2025/06/16時データ)するLUUP(株式会社Luup/東京都千代田区 代表取締役CEO:岡井大輝)は、この問題を重視し、対策に取り組んでいます。
2024年から独自の「交通違反点数制度」を導入して、警察に取り締まられた利用者に違反点数を加算し、一定の点数に達するとアカウントを30日間凍結。飲酒運転、ひき逃げや当て逃げなどの重大な違反は、即時無期限凍結を行っています。
そして今年の3月に、新たな3つの安全強化対策を発表し、5月から順次スタートさせています。特に独自開発をしたGPSを活用した「LUDAS」は、早くも効果がでている様です。
3つの安全対策を導入
3月25日にLuupは5月から順次導入する3つの安全対策を発表しました。
会見では、「今後は悪質な利用者は許さない、利用させない」という徹底姿勢が感じられました。
■3つの安全対策を導入(1)交通ルールテストの内容強化と再受験を実施(5月1日から導入)(2)利用者の危険走行を検知する「LUDAS」の導入(5月28日から導入)(3)高速道路などへの誤進入防止サポート機能の導入(6月中に導入予定)
それでは順番にみていきましょう。
(1)交通ルールテストの内容強化と再受験を実施
LUUPの利用にはアカウント登録時に、警察庁が監修した交通ルールテストに全問連続で正解し合格する必要があります。 これまでは11問でしたが、5月1日からは14問に増やし、出題順をランダム化して回答を単に暗記する行為が出来なくなりました。
「特定原付を公道で乗るのに、たった14問で足りるの?」 とボクは疑問でしたが、新テストでは全設問にイラストを挿入してルールをわかりやすく解説し、間違えた設問を重点的におさらいできるようにしてあり、特定原付に必要な交通ルールは網羅していると、監修した警察庁担当者もお墨付きの様です(そうなんだ……)。
既にアカウントを持っている人の中には、特定原付の交通ルールを忘れてしまっている人がいるかも知れません。そのため既存利用者全員にも、14問の新テスト受験を義務付け、合格しないと利用再開ができない対策をしています。
(2)利用者の危険走行を検知する「LUDAS」の導入
「LUDAS(ルーダス)」とは、LUUP Dangerous-Activity Detection Systemsのことで、利用者の危険な行動を検知するシステムの総称です。
LUUPの車両に搭載されたGPS受信機を活用し、走行禁止場所や逆走など危険走行をするとLUDASが検知します。オペレーターが危険走行内容や、前後の移動軌跡などを確認して、利用者にアプリ内やメールで直接コンタクトをし、注意や警告、ペナルティを与え、場合によってはアカウント停止をするシステムで、5月28日に都内18ヵ所でスタートしました。
GPSの測位精度から、検知場所は「大通り」や「開けた場所」になりますが、例えば、「通行禁止道路の走行」検知には新宿御苑トンネルなど法令等で通行が禁止された道路などが挙げられます。
「大通りの逆走・逆側歩道走行」は山手通りの一部区間などで、「通行が禁止された公園や広場の走行」もあります。現在検知場所は大阪も開始して約20ヵ所に増え、今後も随時拡大予定です。
導入後早々から検知、オペレーターがコンタクトをして警告、アカウント停止等の対応を行い、早くも効果が出ている様です。具体的な事例や数は、後日集計して正式発表されるとのことです。
(3)誤進入防止サポート機能の導入
LUUPを借りる時には返却ポートの設定が必須で、移動ルートがアプリの地図に表示されます。6月中に導入予定の「誤進入防止サポート機能」では、ルート上に進入禁止場所がある場合に、乗車前と乗車中に表示され、注意を促します。
対象となる場所は、高速道路の出入口や公園など。これも順次対象場所を拡大予定で、首都高への誤進入防止にも期待が持てそうです。
再テストやLUDASの効果なのか、確かに以前よりも信号無視や逆走をする利用者は減った様な気もします。利用者の再テストは今後も定期的に行ってはどうか? と、Luupの岡井氏に提案させて頂きました。
安全利用を確保することは運営事業者として当然のことですが、これらの3つの導入には多額の費用が掛かりますし、記者会見では違反者は許さない体制を強く感じました。
同時に、便利な移動インフラサービスを今後も利用し続けるためには、我々利用者がルールを守ることと、利用者のモラルも大きく問われているのだと思います。(近藤スパ太郎)
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