モンテカルロ市街地サーキットで開幕した伝統のF1モナコGP。大会初日となる5月23日(金)にはタイのペートンターン・シナワット首相がウイリアムズのガレージを訪れ、イギリス育ちのタイ人ドライバーであるアレクサンダー・アルボンが出迎えた。
シナワット首相はアルボンの案内を受けて、ウイリアムズの2025年マシンFW47のコックピットを体験。FIA F3にカンポスから参戦するタイ人ドライバーであるタサナポール・イントラフヴァサックとも面会した。
■アルボン、母国戦F1タイGP実現の可能性浮上にワクワク「暑さはシンガポール以上になるかも?」シリーズCEOとも今後協議へ
アルボンは自身のソーシャルメディアにそう綴った。
「僕が今年の初めにタイ政府庁舎を訪問したときよりも(ガレージ内は)少し騒々しかった。時間を作ってくれてありがとう!」
近年世界的な人気を誇るF1はアジア圏でのレース拡大を目指しており、タイもその候補地のひとつ。開幕戦オーストラリアGPの後には、F1のステファノ・ドメニカリCEOがタイの首都バンコクを訪れてシナワット首相と会談を行ない、今回のモナコGPでもふたりは顔を合わせた。
バンコクの市街地サーキットを舞台にしたタイGP開催に向けて話し合いが行なわれる中、アルボンは中国GPで次のように期待を語っていた。
「タイGPが開催される可能性があるというニュースを聞いてとてもワクワクしている」
「実現すれば、僕にとって大きな意味を持つ。僕だけじゃなくてウイリアムズにとってもホームレースになる。とてもワクワクしているし、カレンダーに加わるに相応しいレースだ」
「他のF1ドライバーたちと話をしていると、彼らの多くがタイに行ったことがないということが分かった。彼らにタイの文化や人々、食べ物を見せるのが本当に楽しみだ。週末は彼らのツアーガイドになりたいね!」
「寺院にも行けるかもしれない。そうなれば素晴らしいね。タイの人たちがもっとモータースポーツの世界に参加する姿を見たいし、できる限りその手助けがしたい」
ドメニカリCEOは、まだタイGPの可能性を否定しておらず、バンコク訪問後には話し合いが続けられることを「楽しみにしている」と語っていた。
「バンコクでレースを開催するという素晴らしい計画について話し合うために、タイの首相であるペートンターン・シナワット氏と彼女のチームと会うことができたことを嬉しく思う」
「今後数週間、数ヵ月にわたって話し合いを続けていくことを楽しみにしている」
タイはモータースポーツとの関わりも深く、タイ王国のプリンス・ビラがアジア人初のF1ドライバーとして、F1世界選手権として初のレースである1950年イギリスGPにマセラティで参戦。決勝こそリタイアに終わったが、予選では最強アルファロメオ軍団を除けば最速というタイムだった。
その後タイ国籍のドライバーがF1の舞台を駆けるまでは、2019年デビューのアルボンを待たなければならない。しかし、レッドブル社の株式51%をタイ人のチャリアオ・ユーウィッタヤーが所有していたり、ロードレース世界選手権では2018年からタイGPが開催され、今年はソムキアット・チャントラがタイ人初のMotoGPライダーになったり、と強い繋がりがある。
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