レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ハンガリーGP決勝でマックス・フェルスタッペンがパワーユニット(PU)関連のトラブルでリタイアしたことに激怒。ルノーの提供するサービスが、対価に見合っていないと批判した。
フェルスタッペンは、レース開始直後に7番グリッドから5番手に浮上。予選では出遅れたが、決勝ではフェラーリとメルセデスに挑戦し得るポジションについていた。
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しかしフェルスタッペンは6周目に突如スローダウン。トラブルの原因はまだ詳しく分かっていないが、MGU-Kのトラブルだとみられている。
フェルスタッペンは無線で不満を爆発させ「こんなPUがブローしようが構わない。正直、冗談かと思うくらい****だ!」と放送禁止用語を多用しながらチームに訴えた。
オーストリアGPとドイツGPでダニエル・リカルドが相次いでPUトラブルに見舞われリタイアしていたこともあって、チームも現状に対する不満を隠していない。レース中にホーナーは、ルノーからもたらされるものについて満足していないと明言した。
「あまり多くを語るわけではないが、これらのエンジンのために何百万ポンドも支払っている。一級品で最先端の製品のためにそれだけの額を出しているが、それには全く見合っていないことが分かるだろう」
「だから不満が溜まっている。だがそれはそれだ。まだダニエルがレースをしている。レースが終わった後で、シリル(アビテブール/ルノーのマネージングディレクター)の言い訳を聞こうじゃないか」
レッドブルは来季からホンダ製のPUを搭載することをすでに決めている。一方で、最近は相次いで信頼性トラブルに見舞われた上に、フェラーリやメルセデスに対抗できるPU性能もないとあって、ルノーとの関係の悪化が止まらない状態となっている。
ドイツGPでは、リカルドが電気系のコンポーネントを交換し、グリッド降格ペナルティを受け最後尾スタート。ある意味、PUの全コンポーネントを交換するチャンスでもあったが、ルノーがICE(内燃機関)やMGU-H、ターボチャージャーの交換を許可しなかった。
その結果、リカルドは2戦連続でPUトラブルによりリタイア。ハンガリーGPには旧スペックPUで臨むことになり、4位でレースを終えている。
ホーナーは「それはルノー側の問題だ」と語り、「できる限り全てのものを交換するのが通常の戦略だ」と不満を露わにしていた。
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