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【モデル間の共通性を強化】フォルクスワーゲン・ポロ 小変更版発表 レベル2の運転支援を獲得

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【モデル間の共通性を強化】フォルクスワーゲン・ポロ 小変更版発表 レベル2の運転支援を獲得

8代目ゴルフのデザインとの関係性

text:Piers Ward(ピアス・ワード)

【画像】最新VWポロ フェイスリフト前のポロ、8代目ゴルフと比較 全66枚

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)


フォルクスワーゲンは、コンパクト・ハッチバックのポロをフェイスリフトし発表した。ID.3やゴルフ、アルテオンなどに通じるフロントマスクを与え、モデル間の共通性を強めている。

発表に当たり、フォルクスワーゲンのエクステリア・デザインを率いるマルボ・パヴォーネは、モデルファミリーの結びつきの重要性に触れている。「8代目ゴルフのデザインとの関係性を与えることは、とても重要です」

「クルマをワイドに見せると同時に、(フォルクスワーゲンだと)認識しやすくなります」。水平貴重のヘッドライトやフロントライトなどが、その主要な要素となっている。

ほかにも、標準装備となったLEDヘッドライトに加え、前後のバンパーやテールゲート、LEDテールライトなどもデザイン変更を受けた。LEDヘッドライトには、IQライトと呼ばれるマトリックス技術を採用したものも選択できるようになっている。

テールゲートには新しいブランドロゴが配され、その下にPOLOとモデル名が記される。ホイールベースに変わりはないが、バンパーの形状が変わったため全長はわずかに伸びたという。

レベル2の運転支援システムを獲得

今回のマイナーチェンジに合わせて、ポロでもトラベル・アシストがオプションとして装備できるようになった。パサートには既に導入されている運転支援システムで、機能はレベル2に相当する。

アダプティブ・クルーズコントロールとレーンキープ・アシストを組み合わせ、209km/hまで半自律的に特定の条件下での運転を支援してくれる。また、一般的なレーンキープ・アシストはポロ共通で標準装備だ。

インテリアでは、6.5インチのタッチモニターによるインフォテインメント・システムを獲得。無線通信技術、コネクティビティにも対応する。タッチモニターのサイズは、オプションで9.2インチへ大きくできる。

エアコンの温度調整などの操作は、タッチセンサー式のスライダーで行なう。これは、ゴルフ譲りのものだという。

マルチファンクション・ステアリングホイールは、新デザインのものが標準装備。メーターパネルは8インチのモニター式になっている。

エンジンの選択肢は従来どおり。80psから109psまでの最高出力が選べる3気筒ガソリンターボで、トランスミッションは英国ではデュアルクラッチATのほか、MTも選択が可能。燃費はまだ明らかになっていない。

ホットハッチのポロGTIも登場予定

今のところ、電気自動車のポロの計画はない様子。フォルクスワーゲンは、その役割はID.ブランドが担うべきだと考えており、ゴルフ・サイズのID.3より小さなモデルの計画が進行中とのこと。

現在の英国では、トリムグレードはライフとスタイル、Rラインから選択が可能。8代目ゴルフの選択肢と同一だ。

フェイスリフト版ポロの英国での販売は、2021年後半から。価格はまだ発表されていないが、スターティングプライスは1万7500ポンド(262万円)前後となる見込み。今までよりわずかに上昇するだろう。

ホットハッチのポロGTIも用意されるが、フェイスリフト版が英国へ上陸するのは2022年初めになるようだ。

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みんなのコメント

6件
  • いい面構えになった。
    テールランプも良くなった。
    結構、受けるかも。
  • ここまで立派でゴルフに迫る勢いなのに
    なぜ電動パーキング設定しないのか
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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