F1エミリア・ロマーニャGPで、アルピーヌのフランコ・コラピントは1グリッド降格のペナルティが決定。決勝は16番手スタートとなった。
コラピントは昨シーズン後半、ウイリアムズからF1デビューを果たして評価を高め、今季はアルピーヌにリザーブドライバーとして加入。第7戦エミリア・ロマーニャGPから、ジャック・ドゥーハンと交代する形で実戦の場に戻ってきた。
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ただコラピントはアルピーヌでの初陣で、予選Q1終盤にクラッシュを喫してしまった。Q2進出は果たしたものの出走することはできず、15番手となっていたが、予選中に違反があったことで1グリッド降格ペナルティを受けることが決まった。
コラピントが犯した違反は、Q1序盤に発生した角田裕毅(レッドブル)の大クラッシュ後、再スタート時刻が確定する前にピットのファストレーンに入ったことだ。レーススチュワードは、裁定について次のように説明した。
「チーム代表者は(ガレージ前まで)ゆっくりとマシン出すように出すよう指示したとして、完全に送り出すという指示ではなかったと説明した」
「ドライバーはその指示を誤解し、再スタート時刻が確定する前にファストレーンに入っており、レースディレクターのイベントノートに違反した。その時点で進路の変更は間に合わなかったため、チームはドライバーにピットレーンへと進むように指示した」
F1復帰戦の予選をクラッシュで終えたコラピントは、後にチームに謝罪した。
「最初のラップは限界をかなり下回っていたけど、競争力は十分にあったし、もっとやれるはずだった」とコラピントは言う。
「だから残念だ。大きな代償を支払うミスになってしまった。もちろん、マシンを快適に乗れるように素晴らしい仕事をしてくれたチームにも申し訳ない」
「初戦でこうなるのは厳しい。でも強くなって戻ってくるよ。チームは夜を徹して作業することになってしまうから、申し訳ない。それでも明日は良い結果を彼らに持ち帰ることができると思っている」
そしてコラピントは、自分のミスがチームの進歩を覆い隠してしまったとも付け加えた。
「初の予選でこういった結果になるというのは、望んでいたものじゃない。でもチームはしっかりとサポートしてくれていたんだ」
「彼らとの取り組みは楽しいし、同じ方向を向いてプッシュすることができていた。1周ごとにマシンについて学んでいたんだ」
「学ぶべきことはまだたくさんある。明日のレースもデグラデーション(タイヤの性能劣化)やマシン自体、そしてエンジン、その他これまでとは違う点に慣れていくための助けになるだろう」
「まあ、酷い状況に見えるだろう。だけどマシンへの適応という点でそんなに悪い状況なわけじゃないんだ。乗っていて初日よりもずっと快適だし、満足している。フィーリングとしてはそんな感じなんだよ」
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