WEC世界耐久選手権の最終戦翌日となる11月5日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるシリーズ恒例の『ルーキーテスト』において、フロイド・ヴァンウォール・レーシングチームは、ヨブ・バン・ウィタートを起用すると発表した。
2023年、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズのLMP2クラスにパニス・レーシングから参戦しているウィタートは、オランダ国籍の25歳。10月22日に閉幕したELMSをドライバーランキング3位で終えたバン・ウィタートは、ルーキーテストで同チームのヴァンウォール・バンダーベル680のステアリングを握る。
J-P.デ・オリベイラに代わってライアン・ブリスコーがヴァンウォールからWEC最終戦に出場へ
バン・ウィタートが最後にWECにフル参戦したのは2021年シーズンで、このときはレーシングチーム・ネーデルランドに所属し、チームはLMP2プロ/アマカテゴリーのタイトルを手にしている。
ヴァンウォールのチーム代表、コリン・コレスは「ヨブがF4に参戦して以来、彼のキャリアをずっと追ってきた」と述べている。
「LMP2プロトタイプでの彼のパフォーマンス、決断力、一貫性には感銘を受けた」
「私はモータースポーツキャリアを通じて、才能ある若いドライバーを勇気づけ、サポートしてきた。ルーキーテストは、ヨブがヴァンウォールのハイパーカーでそのスキルを発揮する絶好の機会になると確信している」
なお、ヴァンウォールは先日、ライアン・ブリスコーが2023年の最終第7戦バーレーン8時間レースでチームに合流し、トリスタン・ボーティエ、エステバン・グエリエリとともにシーズンファイナルに参加することを発表している。
「バーレーンでのルーキーテストにフロイド・ヴァンウォール・レーシングチームから参加できることを、とても嬉しく思っている」とバン・ウィタートはコメントしている。
「ハイパーカーをドライブする機会を得ることは、僕のキャリアにおいて素晴らしい次なるステップだ。僕を信頼してくれたドクター・コリン・コレスに感謝するとともに、バンダーベル680での最初のラップを楽しみにしている」
なお、このWECルーキーテストに関しては、すでにシリーズの推薦により出走するドライバー3名が発表されている。テストは11月5日の午前2時間、午後3時間の走行枠で行われる予定だ。
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