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ホンダファンが固唾をのんで見守る史上最強のシビックタイプR! 「 HRCコンセプト」は果たしてどんなクルマになるのか?

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ホンダファンが固唾をのんで見守る史上最強のシビックタイプR! 「 HRCコンセプト」は果たしてどんなクルマになるのか?

 この記事をまとめると

■6代目となる現行型のシビックタイプRは高い人気を誇っている

2輪ファンにはお馴染みだけど4輪ファンは聞き慣れない!? ホンダのレースで見かける「HRC」ってなに?

■HRCがカスタマイズした「シビックタイプR HRCコンセプト」が販売目前といわれている

■価格が1000万円を切るか超えるかがファンの間で議論されている

 いよいよ出るか最強モデル!?

 休日、クルマに乗って街に出ると個人の趣味嗜好と住んでるエリアの傾向もあってか、やたらと目に入るクルマがある。そう。現行モデルのシビックタイプR(以下:FL5)だ。2022年7月に正式発表され、同年9月に販売された、シビックタイプRとしては6代目となるモデルになる。

 デビュー当時は499万7300円という破格値で売りに出されたが、コロナ禍などの影響による半導体、原材料不足により早々に受注をストップ。その後はレーシングブラックパッケージという、ベースモデルから内装を一部小変更したモデルが617万9800円という価格で販売された(現在も通常モデルのオーダーは停止中)。内装の小変更のみで、動力系の変更がないにもかかわらず100万円以上の値上げとなり議論を巻き起こしたが、「これが本当の価格。もとが安すぎた」なんて声もチラホラ。

 このFL5だが、本当によく売れている印象で、週末ともなれば見ない日はないほどそこら中で見かける。少し古いデータではあるが、2022年9月の販売から2023年1月までで2万5000台のオーダーを受けたという情報もあるので、6速MTのみという硬派な仕様ながら、相当数が世に出まわっていることになる。これだけ見ると、スポーツカーは人気がないなんてのは嘘なのかもしれない。筆者の知人も3人が新車をオーダーしているほどである。

 さて、そんなFL5だがここ最近、妙な噂が業界を賑わせている。それが、新グレードの追加設定だ。その中身を、いまある情報をもとに考察したい。

 まず、なぜこのような噂が出ているのか。それは、東京オートサロン2026や大阪オートメッセ2026で展示されていた、「シビックタイプR HRCコンセプト」の存在があったからにほかならない。このクルマは名前のとおりメーカー直系のワークスである、HRC(ホンダレーシング)がプロデュースしたFL5で、ベースモデルから各パーツがアップデートされている。

 たとえば、フロントバンパーは大型のリップスポイラーが装備されているほか、サイドにはカナード形状に見えるフィンが追加され、空力面がアップデートされていることがよくわかる。フロントグリルから見える、「HRC」と塗装されたインタークーラーも誇らしい。ホイールに関しても、パッと見では純正と変わらないように見えるが、違うデザインのモノを採用している。

 リヤセクションに関しては、純正形状でもなければ、ホンダアクセスの純正オプションパーツでもない、専用形状と思われる大型リヤスポイラーを装着している。エキゾーストも、スロベニアに本社を置くヨーロッパの一流エキゾーストブランド、アクラポビッチのチタン製3本出しマフラーを導入。排気効率と軽量化を実現している。

 余談だが、このアクラポビッチ製マフラーは、かつてフォルクスワーゲンのゴルフシリーズの限定車や、ルノー・メガーヌR.S.の限定車なんかにも採用されている実績をもつ。偶然か、世界最速クラスのFFマシンが採用していたエキゾーストブランドが、ついにシビックにも受け継がれることになった。

 価格は1000万円をギリギリ切るか……!?

 そしてつい先日、HRCはスーパー耐久第2戦鈴鹿大会から、レース専用車である、「シビック TCR」をベースとした、「シビック タイプR HRCコンセプト」を走らせると発表している。HRCはかねてより、「このスーパー耐久参戦で得た知見をもとに、市販車向けのパーツをリリースしたい」と、レース期間中に何度もメディアへ向けて発信しているので、今シーズンのスーパー耐久で、最終調整に入る可能性も捨てきれない。

 なお、「シビックタイプR HRCコンセプト」はすでに鈴鹿サーキットなどで、レーシングドライバーの佐藤琢磨氏がテスト走行を実施し、そのポテンシャルの高さをメディアの前で語っている。

 目に見える場所だけ見れば、空力デバイスをメインとしたアップデートにホイールの軽量化、エキゾーストの変更による排気効率アップが見受けられるので、少なくとも現在販売されている通常版のFL5よりも高いポテンシャルを秘めていることは間違いないはずだ(そうでないと意味がない……)。

 しかし、この「シビックタイプR HRCコンセプト」販売に関する噂が、なぜここ1カ月ほどで多く出てきたのか。もちろん、先の東京オートサロンや大阪オートメッセでの展示による影響も大きい。しかし、もうひとつ考えられる理由としては、計算上、FL5がそろそろマイナーチェンジのタイミングを迎える……ということも挙げられる。

 というのも、先代モデルのシビックタイプR(FK8)は、2017年に登場し、3年後の2020年にマイナーチェンジを実施。そのタイミングで初代シビックタイプR(EK9)の後期モデルにあった色をオマージュした、サンライトイエロー IIが美しい限定車、リミテッドエディションを設定している。このモデルは、動力性能はそのままに、冷却性能強化と23kg軽量化を実現したモデルであった。

 この流れから考えると、そろそろFL5がマイナーチェンジを実施し、そのタイミングで「シビックタイプR HRCコンセプト」を、いよいよ市場に投入してもおかしくないと推測できるわけだ。年始のイベントでの展示、スーパー耐久への参戦時期を考慮すると、2026年10~12月ごろになんらかの動きがあるかもしれない。

 また、このFL5が発表された2022年当時、開発関係者の首脳陣からは「FK8にあったリミテッドエディション的なモデル……せっかくなら出したいですね。まあ期待していてください(笑)」といったような発言も聞いている。これが、ちょっとしたカスタムモデルなのか、HRCの名を冠したモデルなのかは当然このとき知る由もないが、いま現在あるピースを集めると、予想を超える飛び道具が出てきても何ら不思議ではない。

 気になる価格に関しては、一説では余裕で1000万円オーバーともいわれているが、ドライカーボン製パーツなど、レースシーン直系の超高額素材を採用しなければ、+400万円もの価格が乗るとは考えにくい。昔からホンダはギリギリ大台を超えない価格設定で攻めてきているので……ズバリ、999万円みたいなラインを突いてくるのではないだろうか(ほぼ1000万円だが)。

 ただ参考までに、無限が展開する「グループA」、「グループB」というエアロキットが1台分で462万~495万円、東京オートサロン2026でARTAより発表された「ARTA GT FL5」というボディキットが1350万円であった。

 これらは高価なドライカーボン製パーツを多く使っていることもあって、このような価格という背景もあるので、「シビックタイプR HRCコンセプト」が同じようなことをしてくれば、HRCの名を冠している以上、間違いなく1000万円は超えてくるだろう。あとはエンジン内部にまで手を入れるかどうか、ここがポイントとなりそうだ。

 ホンダのワークスであるHRCが初めて手がける四輪の市販車、史上最強のタイプRが出てくるXデーはもうすぐそこかもしれない!

文:WEB CARTOP WEB CARTOP 井上悠大

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みんなのコメント

64件
  • R
    いつまでこのネタ引っ張るん。
  • kum********
    エンジンに特別なノーマルタイプRからの改変がないと、魅力あるモデルにはならないと思う。自分は買い替える気にならないな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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