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「運転慣れてない人にサイコー」 165万円からの「安い小型ハッチ」どれが良い? ヤリス×フィット×ノートの「最安価グレード」の違いとは

掲載 更新 20
「運転慣れてない人にサイコー」 165万円からの「安い小型ハッチ」どれが良い? ヤリス×フィット×ノートの「最安価グレード」の違いとは

■3社のコンパクトカー、エントリーグレードの違いは?

 トヨタ・ホンダ・日産からはそれぞれコンパクトカーが発売されていますが、それぞれのエントリーグレードにはどのような違いがあるのでしょうか。

【画像】超カッコイイ! トヨタ新「ヤリス」を画像で見る

 今回は、トヨタ「ヤリス」、ホンダ「フィット」、日産「ノート」といったコンパクトカーを比べてみます。

 コンパクトカーは、街中での取り回しの良さや燃費性能の高さに加え、購入価格も手が届きやすいことから、多くの人々に選ばれています。

 小さなボディでありながら快適な室内空間を確保しており、日常の買い物や通勤通学はもちろん、営業用車両として法人からの需要も高い存在です。

 最近では安全性能や快適装備の充実により、ファーストカーとしても選ばれるケースが増えています。

 今回比べるのはヤリス、フィット、ノートのエントリーグレードですが、ヤリスでは「X(1.0リッターガソリン車・CVT・2WD)」で165万7700円。フィットは「BASIC(1.5リッターガソリン車・CVT・2WD)」で172万400円。

 なおノートのエントリーグレードは「X(1.2リッター+モーターハイブリッド車・2WD)」で229万9000円。唯一、発電用エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車となっています。

 それぞれの特徴は、ヤリスXが1.0リッターエンジンを搭載し、燃費性能はWLTCモードで20.2km/L。日常の街乗りには十分なパワーを備え、軽快なハンドリングと相まって扱いやすい仕様です。

 フィットBASICは1.5リッターのi-VTECエンジンを搭載し、最大トルクは142Nm、燃費は18.7km/Lとなっており、日常の使い勝手とパワー感のバランスが取られています。

 ノートXは前述のとおり、発電専用エンジンとモーターによって駆動するハイブリッドシステム「e-POWER」を採用しており、WLTCモードで28.4km/Lという高い燃費性能を発揮。モーター走行による滑らかで静かな加速は、3車のなかでも特に快適なドライブフィールを実現しているといえます。

■ボディサイズ&取り回しや使い勝手はどう?

 ではボディサイズや取り回しではどのような違いがあるのでしょうか。

 ヤリスXは、全長3950mm×全幅1695mm×全高1495mm、ホイールベース2550mm、最小回転半径は4.8mとなっています。

 フィットは全長3995mm×全幅1695mm×全高1515mm、ホイールベース2530mm、最小回転半径は4.9mです。

 ノートは全長4045mm×全幅1695mm×全高1520mm、ホイールベース2580mmで、最小回転半径は4.9mです。

 このように比べてみると全幅はすべて同じながら、全長・全高・ホイールベースで違いが見られます。

 取り回しに関しては、最も全長が短く最小回転半径もわずかに小さなヤリスが扱いやすいと言えます。

 また、コンパクトカーで重視されるのが、車内の使い勝手や快適性です。

 ヤリスはシンプルな内装でありながら、リアシートが6対4分割可倒式となっており、実用性はしっかりと確保されています。

 ドライバーの操作性も向上しており、スマートエントリーやディスプレイオーディオなどが標準装備となっています。

 フィットのBASICグレードでは、シートに「ボディースタビライジングシート」を採用し、快適性を重視した設計がなされています。

 後席にはチップアップ&ダイブダウン機能付きの分割可倒式シートが備わり、多様な積載スタイルに対応可能です。

 ノートは7インチのディスプレイやプッシュスタート、オートエアコンなどを備え、日常使いに必要な機能を網羅しています。

 インテリアもシンプルで機能的にまとめられており、ストライプ柄のファブリックシートがアクセントとなっています。

※ ※ ※

 それぞれのエントリーグレードは、装備や機能が簡素化されており、最低限に留められています。

 その分、前述のように安価ということもあり、それぞれの販売店によれば「とにかく安い仕様が欲しいお客様、もしくは法人からのオーダーが多い」と言います。

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みんなのコメント

20件
  • nwt********
    タイトルで【安い】と銘打つのなら、日産ノートよりスズキスイフトを入れた方がより良い記事になったかもしれませんね
  • qvf********
    ノートは今回の対象には入らない気がします。表題とライバルとの価格差を考えれば同列に扱えないかと。
    「素うどん」の中に鍋焼きうどんが混じってる違和感が禁じ得ない…
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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