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90年代のF1で活躍したアレジ「今のF1が退屈になったとは思わない」

90年代のF1で活躍したアレジ「今のF1が退屈になったとは思わない」

 元F1ドライバーのジャン・アレジは、グランプリレースは現在も、彼がフェラーリでF1に参戦していた当時と同様にエキサイティングであると考えている。

 アレジは1989年に、若き天才としてティレルから彗星の如くデビューを果たした。
 アレジはその才能を評価され、1991年にフェラーリに移籍。彼のF1キャリアは13シーズンにわたり、フェラーリでの1995年カナダGPで勝利を挙げている。

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「フェラーリでの年月は忘れられない。今でも私のことを覚えていてくれるファンに会うと、とても幸せな気分になる」と現在55歳のアレジは『RadioRai』の番組『I Lunatici』の中で語った。

「1995年のカナダGPで勝った時のことは生涯忘れないだろう。その日は私の誕生日だったんだ。クレイジーな1日だったね」

「何度か優勝に近づいたこともあったが、様々な問題があって勝利を持ち帰ることができずにいた」

「最終ラップでは、ひどく緊張していた。マシンがフィニッシュラインを超えられるように、できる限りスムーズに走行しようとした」

 アレジは現在、息子ジュリアーノのキャリアを見守る立場にいる。ジュリアーノはフェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーであり、まもなくFIA-F2選手権での2年シーズン目に乗り出そうとしているところだ。

 今もしばしばF1の現場を訪れているアレジは、現在のF1の状況については、コース上のバトルが少ないと頻繁に不満を述べる多くのファンよりも、はるかに寛容な見解を示している。

「以前より退屈になったというのは真実ではない。我々の見方が変わっただけのことだ」とアレジは主張した。

「我々は皆、以前よりもわがままになっている。ドライバーは戦いに備えて十分訓練されているし、マシンは速くてパワフルだ。F1は常に素晴らしい戦いを見せているではないか。私は気に入っているよ」

 アイルトン・セナ、アラン・プロスト、ナイジェル・マンセル、ネルソン・ピケなど、アレジはグランプリレースの偉大な伝説たちとホイール・トゥ・ホイールの戦いをしていた。

「(ファン・マヌエル・)ファンジオはヒーローだった。彼は、ミスを犯したら命を落とす時代に走っていた」とアレジは語った。

「でも最も私が感銘を受けたのはセナだ。彼のマシンコントロールは素晴らしかった。彼が示した決意、与えてくれた興奮や感動は、他の誰からも得ることがなかった」

 現在の若手F1ドライバー集団のなかでアレジが最も高い評価を与えたのは、フェラーリのシャルル・ルクレールだ。

「彼は逸材だ。彼は近い将来、必ずや世界チャンピオンになるだろう」とアレジは熱く語った。

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