■ヤマハの「“軽”スーパーカー」に大反響!
1990年代の日本車には様々な「挑戦的なモデル」が登場しており、中には「メーカーが公式に発売した」とは思えないほど奇抜なクルマも存在しました。
【画像】超カッコイイ! これがヤマハ「軽スーパーカー」です!(9枚)
その代表的な一台といえるのが、驚くべきエクステリアデザインをもって1997年に登場した「ami(以下、アミ)」です。
一体どんなクルマで、現在どのような評価が寄せられているのでしょうか。
アミは、ヤマハ発動機の社内ベンチャーである「ワイ・エム・モービルメイツ」が発売した軽自動車です。
その最大の特徴はスタイリングにあり、アーチタイプのリアウイングや丸目4灯のテールランプ、サイドに刻まれた導風孔(のダミー)など、名車と名高いフェラーリ「F40」を彷彿とさせるデザインを採用しています。
そしてこれは偶然ではなく、そもそもアミの開発コンセプトが「F40の実物大チョロQ」であるため。
ボディサイズに制限のある軽自動車であり、またチョロQをイメージしているため、丸みを帯びた優しいフォルムに仕上がっていますが、それでもフロントからリアへと流れる流麗なラインは、まごうことなくF40モチーフそのものです。
そんなアミですが、実は完全なワイ・エム・モービルメイツのオリジナル車ということではなく、当時ダイハツが販売していた軽自動車「オプティ(初代)」をベースに開発されています。
また外見には大幅なカスタムが施されているため、もはやオプティの面影はありませんが、中身や性能はオプティのまま。
パワーユニットもオプティと同じ660ccのEF-KL型エンジンなので、豪快な見た目に反し、最高出力は42馬力と控えめでした。
グレードは「T1」「T2」「T3」の3グレード展開で、「T1」はベーシックモデル、「T2」はDOHC4バルブエンジンとフルファブリックシートを搭載したモデル、そして「T3」は「T2」に専用タコメーターやスポーツサスを装備した最上級モデルという位置づけです。
そんなアミの車両価格は215万円~254万5000円。
販売台数は600台限定となっていましたが、軽自動車としてはやや高めの値段設定もあって、残念ながら数台しか売れなかったといわれています。
※ ※ ※
現在では幻の珍車としても扱われているアミについて、SNSなどでは、
「これめっちゃ可愛い!」
「よく見ると意外とカッコイイかも」
「これでイタリア本国に乗り込みたい」
「なんでオプティで作ったのかな? AZ-1ベースでやればもっとF40に似せられたんじゃないかなー」
「それだとギャグにならないでしょ!」
「でもテールランプはAZ-1流用に見えますね」
といった投稿があり、同車の手の込んだ造形や、オプティをベースにした理由について考察する様子が見られます。
またその他には、
「見たことあるよ! 街中だとインパクトが凄かった」
「あれヤマハのクルマだったのか…」
などのコメントもあり、公道でアミを見掛けた幸運な人も実際にいるようです。(くるまのニュース編集部)
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