現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 小椋藍、マシン炎上のクラッシュに「特別なことはなにもしていない」と困惑/第10戦オランダGP

ここから本文です

小椋藍、マシン炎上のクラッシュに「特別なことはなにもしていない」と困惑/第10戦オランダGP

掲載 1
小椋藍、マシン炎上のクラッシュに「特別なことはなにもしていない」と困惑/第10戦オランダGP

 6月27日、2025年MotoGP第10戦オランダGP MotoGPクラスの初日のセッションがTT・サーキット・アッセンで行われた。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)はプラクティスで20番手となった。

 復帰2戦目となるオランダGPは、昨年の優勝を含むMoto2クラスで複数回の表彰台獲得経験があるTT・サーキット・アッセンが舞台だ。フリー走行1回目は、Moto3での長時間赤旗の影響で当初から50分遅れでスタート。最初のランでは慎重に走り、2度目のランで自己ベストの1分33秒823をマークした。セッション終盤のアタックでは、タイムを更新できず19番手で大会初日を折り返した。

【タイム結果】2025MotoGP第10戦オランダGP プラクティス

 午後の1時間のプラクティスでは、序盤から転倒が相次いだ影響で1回目のランでは1ラップしかタイムを残せなかったものの、前後ミディアムタイヤで周回を重ねた。2回目のランではタイヤを前後ソフトに履き替えた小椋は、いきなり1分32秒617で6番手タイムをマークする。

 しかし、その2周後、11コーナーの進入でリヤを大きく滑らせてしまった小椋は、ハイサイドを起こして転倒。マシンが跳び、炎上する程の大クラッシュとなり赤旗中断となる。背中から地面に叩きつけられた小椋だったが、幸いにも身体に大事はなく、ガレージに戻ることができた。

 その後、他車の転倒の影響で2度目の赤旗中断があったものの、小椋は2台目のマシンで周回を重ねていく。大クラッシュ後かつ再び転倒しないような慎重な走行となり、以降はクラッシュ前の自己ベストには届かず。最終的に小椋は20番手で初日を終え、明日の予選はQ1からスターティンググリッドを争う。


トラックハウスMotoGPチーム 小椋藍(FP1:19番手、プラクティス:20番手)

「今日は難しい1日でした。特に最初のランではグリップがトリッキーで、徐々に良くなってきましたが、最終的にまだ完璧な1日ではありませんでした。バイクの調子は悪くなく、タイヤも適正温度に入ってウインドウに収まればまったく問題ないのですが、そうでない時は何の前触れもありません。理解するのは至難の業だけれど、経験を積めばわかってくるのかもしれません」

「(プラクティスで)転倒したときは、特別なことはなにもしていなくて、ほんの少しバンク角が大きかっただけでそれ以外はいつも通りでした。どうしてそうなったのか正直よくわからないし、チームが今も確認しているところです。それから再びコースに戻ったときは、同じコーナーでも問題はなかったので大丈夫だと思いますし、自分の身体も大事ありません」

[オートスポーツweb 2025年06月28日]

文:AUTOSPORT web
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

ブラピ演じる映画『F1/エフワン』主人公、モデルとなったとあるF1ドライバーの物語「あの時のことは、覚えていない」
ブラピ演じる映画『F1/エフワン』主人公、モデルとなったとあるF1ドライバーの物語「あの時のことは、覚えていない」
motorsport.com 日本版
コンディション変化に翻弄。「まったくグリップがなかった」なか、坪井翔が今季初ポール【SF第7戦予選会見】
コンディション変化に翻弄。「まったくグリップがなかった」なか、坪井翔が今季初ポール【SF第7戦予選会見】
AUTOSPORT web
【正式結果】2025年スーパーフォーミュラ第7戦富士 予選
【正式結果】2025年スーパーフォーミュラ第7戦富士 予選
AUTOSPORT web
県都中心部と九州道を直結! 街を大胆に貫く「鹿児島東西道路」で掘削が進む2.3kmトンネル計画
県都中心部と九州道を直結! 街を大胆に貫く「鹿児島東西道路」で掘削が進む2.3kmトンネル計画
乗りものニュース
連休に発生する高速道路「大渋滞」! 発生する原因は一体何なのか? 渋滞を回避する効果的な方法とは
連休に発生する高速道路「大渋滞」! 発生する原因は一体何なのか? 渋滞を回避する効果的な方法とは
くるまのニュース
現代的に進化した“クラシックバイク” 新型トライアンフ「スピードツイン900」登場から半年 販売店に寄せられる反響とは
現代的に進化した“クラシックバイク” 新型トライアンフ「スピードツイン900」登場から半年 販売店に寄せられる反響とは
VAGUE
三菱自動車、小学生向け自動車相談室開設…33年目の取り組み
三菱自動車、小学生向け自動車相談室開設…33年目の取り組み
レスポンス
一世を風靡した”街の遊撃手”いすゞ2代目「ジェミニ」を新車から乗り続けるベテラン
一世を風靡した”街の遊撃手”いすゞ2代目「ジェミニ」を新車から乗り続けるベテラン
Auto Messe Web
日産キャラバンが“アウトドア仕様”に大変身! 「SOTOASOBIパッケージ」はどんな内容?【新車ニュース】
日産キャラバンが“アウトドア仕様”に大変身! 「SOTOASOBIパッケージ」はどんな内容?【新車ニュース】
くるくら
【写真蔵】48Vマイルドハイブリッドを採用した、ジープ レネゲード「eハイブリッド」
【写真蔵】48Vマイルドハイブリッドを採用した、ジープ レネゲード「eハイブリッド」
Webモーターマガジン
自動車保険料「年1改定」が崩壊? 東京海上“10月値上げ”が突きつける制度の限界、、家計をさらに直撃する?
自動車保険料「年1改定」が崩壊? 東京海上“10月値上げ”が突きつける制度の限界、、家計をさらに直撃する?
Merkmal
富士5連勝へ視界良好。前戦独走優勝の坪井翔がPP獲得|スーパーフォーミュラ第7戦
富士5連勝へ視界良好。前戦独走優勝の坪井翔がPP獲得|スーパーフォーミュラ第7戦
motorsport.com 日本版
マクラーレンGTSをボンドカーにすべきだと思った話【新米編集長コラム#39】
マクラーレンGTSをボンドカーにすべきだと思った話【新米編集長コラム#39】
AUTOCAR JAPAN
「想像もできない」 “世界最大の量産輸送機”ロシアからの爆撃耐え41か月ぶりに飛ぶ その姿はやはり”怪鳥”
「想像もできない」 “世界最大の量産輸送機”ロシアからの爆撃耐え41か月ぶりに飛ぶ その姿はやはり”怪鳥”
乗りものニュース
音楽×SUMMER×ドライブ、この夏に車内で聴きたいセットリスト
音楽×SUMMER×ドライブ、この夏に車内で聴きたいセットリスト
レスポンス
グランドセイコーがアジア最大のブティックを京都に新設
グランドセイコーがアジア最大のブティックを京都に新設
VAGUE
アストンマーティンF1、来季マシンの“心臓部”ホンダ製パワーユニットは「我々のパーツと非常にマッチしている」
アストンマーティンF1、来季マシンの“心臓部”ホンダ製パワーユニットは「我々のパーツと非常にマッチしている」
motorsport.com 日本版
ついに“電動”の「ディフェンダー」が日本上陸。初のPHEVモデルを追加した2026年モデルを発表、その進化の全貌とは
ついに“電動”の「ディフェンダー」が日本上陸。初のPHEVモデルを追加した2026年モデルを発表、その進化の全貌とは
LEVOLANT

みんなのコメント

1件
  • SKY46
    抜群のマシンコントロールのマルティンや小椋のハイサイド転倒は不可解だ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村