スバル・オブ・アメリカが、2023年モデルのSUV「アウトバック」と、セダン「レガシィ」の価格を発表した。両モデルともフロントフェイスを一新するとともに、安全技術や車載テクノロジーに強化が加えられている。また、アウトバック・オニキスエディションには2種類のエンジン、レガシィスポーツには2.4リッターターボのスバル・ボクサー・エンジンが標準装備されている。両モデルとも、今秋よりスバル販売店へ入荷が開始される予定となっている。
2023年モデルのレガシィとアウトバックは、より目立つ大型グリルとLEDヘッドライトのデザインを変更した新しいフロントマスクにより、より大胆な外観となっている。アウトバックのボディサイドはホイールアーチクラッディングが拡大され、車両の保護性能を高めながら、新しい外観を実現している。
スバル「レガシィアウトバック」が、JNCAP「自動車安全性能2021 ファイブスター大賞」を受賞!
新型スバル・アウトバック
2023年新型スバル・アウトバック2023年モデルの新型アウトバックは、スバルシンメトリカルAWD、アクティブトルクベクタリング、ダイナミクスコントロールシステム、X-MODEを標準装備し、SUVとして申し分ない機能性と最適な乗り心地、軽快なハンドリングを適度にブレンドされているのが特長となっている。また、地上高は220mmとSUVの中でも高めだが、助手席・後部座席共にステップは低めに設計されているのでスムーズな乗り降りが可能となっている。2023年モデルの新型アウトバックは、「ベース」、「プレミアム」、「オニキスエディション」、「ウィルダネス」、「リミテッド」、「ツーリング」、「XT」の計7つの豊富なグレードが用意されている。
新型アウトバックの「ベース」グレードの装備を簡単に紹介しよう。アウトバック「ベース」は28,395ドル(≒約394万円)からの展開で、走行レーンセンサーを備えたアイサイト技術をはじめ、Apple CarPlayおよびAndroid Auto、ハイビームアシスト付き操舵応答性LEDヘッドライト、LEDフォグランプ、リアビジョンカメラ、ヒルディセント(下り勾配)対応Xモードなど、幅広い装備を標準で搭載している。
インテリアでは、フロントセンターコンソールにUSBポート、ステレオミニプラグのメスを装備。リモートキーレスエントリーを含むセキュリティシステムが搭載され、ドームライトとカーゴエリアライトがLEDにアップグレードされている。ディスプレイは、操作性が向上した7.0インチモニター。ここから、クライメートコントロール、アイサイト、X-MODEなどの車両システム設定が可能だ。運転中もBluetoothを使用したハンズフリー通話ができ、その他AM/FM/HDラジオ、オーディオストリーミング接続など豊富に用意されている。
アウトバック「ベース」グレードには、最高出力182ps、最大トルク238Nmを発揮する2.5リッターBOXERエンジンが搭載されている。この自然吸気エンジンが発揮するパワーは8速マニュアルシフトモードとステアリングホイールパドルシフトコントロールスイッチを備えたリニアトロニックCVT(無段変速機)を介してトラクションに貢献する。
新型スバル・レガシィ
2023年新型スバル・レガシィ2023年モデルの新型レガシィは、「ベース」、「プレミアム」、「スポーツ」、「リミテッド」、「ツーリングXT」の5つがグレードに用意されている。レガシィ「ベース」グレードは、24,395ドル(≒338万円)からの展開で、スバルシンメトリカルAWD、アクティブトルクベクタリングを標準装備し、2.5リッターのBOXERエンジンを搭載している。自然吸気エンジンはアウトバックと同じものが搭載され、最高出力182ps、最大トルク238Nmを発揮し、8速マニュアルシフトモード付きリニアトロニックCVTとステアリングホイールのパドルシフトコントロールスイッチが標準装備されている。
レガシィの「ベース」グレードに搭載されたシステムは先述したアウトバックとほとんど同じだが、LEDフォグランプ、ヒルディセント(下り勾配)対応Xモードなどは搭載されていない。ここでは、上位グレードである新型レガシィの「スポーツ」グレードの装備を紹介しよう。レガシィ「スポーツ」には、パワーアップした260psの2.4リッターターボBOXERエンジンが搭載されている。「スポーツ」グレードの価格は33,895ドル(≒470万円)からとなっている。
2023年新型スバル・レガシィ「スポーツ」グレード「スポーツ」グレードの変更点は、パワートレインだけではない。フロントグリル全体に施された赤いアクセント、マグネタイトグレーメタリックのサイドミラーとトランクスポイラー、グレーの18インチアルミホイールに変更されたエクステリアデザインはすぐに見分けがつく。インテリアは、ブラックとグレーのツートーンカラーにレッドステッチが施された専用クロスデザイン。標準で7.0インチだったタッチディスプレイも11.6インチまで巨大化。さらに、リバースオートブレーキや、顔認証技術を用いた注意散漫監視システムなどの安全装備も標準装備している。
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検知角度が2倍に広がるってことで期待してたんだけど