現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 春の祭典「オートモビルカウンシル2026」

ここから本文です

春の祭典「オートモビルカウンシル2026」

掲載 1
春の祭典「オートモビルカウンシル2026」

すっかり春の風物詩となったオートモービルカウンシルが開催されてから早くも11回目となった。数々の名車や多くのショップなどがならんだ幕張メッセの雰囲気をレポートしたい。「もっとクルマと恋をしよう」と名付けられたイベントはどのようなものだったのであろうか?

「Designed by ピニンファリーナ」主催者展示の名車。ピニンファリーナの作品がずらり。個人的に1回目のオートモービルカウンシルから(ほぼ)皆勤賞で幕張メッセに通っている私にとって、今年で11回目となったと聞くと、そんなにもう時間が経ちましたか、と妙な感慨を持つと同時に、続いてくれてよかったなぁ、とも思う。

【レストモッド】伝説のアウディ クワトロのレストモッド登場!その心臓にはRS 4のV8エンジン レトロな外観とRS 4の技術を融合させた一台だ!

こちらも主催者展示〈レストモッドの世界〉Singerの隣のプロドライブP25(Prodrive P25)は1台9,000万円。25台が1日半で完売した。すっかり春の風物詩となったようにも感じられる(とはいっても、開催当初は真夏であったのだが)幕張メッセの駐車場に車を置き、広大で長大な廊下を歩いて会場に赴くと、そこには写真でしか見たことのないフィアット・アバルト750レコルド・エンデューロ・ピニンファリーナ(長い)をはじめフェラーリ250などなど数台のピニンファリーナが手掛けた名車の数々がお出迎えしてくれる演出となっていた。

CCCJからはヒストリックカーが2台。メルセデス・ベンツ280SE 3.5。これが似合う紳士になりたいものです。このウエルカムブース(?)は主催者のテーマ展示ブースで、本来昨年行う予定であったのだが、昨年はマルチェロ・ガンディーニ氏の訃報を受け、急遽差し替えられたために今年改めて実現したものである。「本当に立派なイベントになったなぁ」と生意気な感想を口にしながら会場を回ることにする。

初日の午前中に売約済みとなったフェラーリ365デイトナ。とても綺麗なポルシェ924。常連のBECK JAPAN。手前のBECK GTSのホイールはアルミ製。このオートモービルカウンシルの大きな特徴としてあげられるのが、展示車両の多くが販売され、その場で商談ができるという点であるが、私が会場を訪問した初日の午後にしてすでにかなりの数が「売約済み」になっていたことは驚きであった。なにしろオートモービルカウンシルの会場に鎮座しているのは自動車、激安物件では決してなく、かなりの高額プライスタグの物件ばかりなのだからやはりこれはちょっとした驚きではあった。

高貴なマセラティ クアトロポルテとランチア テーマ8.32。ナローのレストア進行中。1,600,000,000円!私が目撃しただけでもポルシェ911カレラ、911タルガ、フェラーリ365デイトナ、アルファロメオスパイダーなど結構な台数が売約済みとなっており、すごいなぁの言葉が口をつく。

畑野自動車の「C'eLavie'1985'」。フレンチブルー、絶妙なレッドの刺し色、イエローフォグ。ツボを押さえたセンスの良さが光る。このシートの生地には痺れた。ボンネット、ルーフ、ガラス以外は新にデザインされ、隙のない作りこみには恐れ入る。この良さがわかる人が増えていると聞いて安心した。とんでもない価格で販売されている自動車が多いのもオートモービルカウンシルの特徴で(?)、5億5千万円のポルシェ910に驚いていたら、その隣のポルシェ904-8には1,600,000,000円のプライスボードが置かれていて、そのゼロの数を何回も数えてしまった。16億円と言えば(おそらく)一か月のホンダフィットの総販売額よりも多いはずで、驚く以外にない。

トヨタのブースでは「GRヘリテージパーツプロジェクト」を展示。頼もしい限りだ。これが三菱パジェロの始祖。数多くの魅力的な自動車やメーカーなどのブースが楽しいこともオートモービルカウンシルの魅力で、レクサスLFAや2000GTのおかれたブースには「クルマ好きを誰一人置いていかない」と素敵な台詞が書かれ、ヘリテージパーツが並ぶ光景は感動ものであった。

「BULLDOG」の文字が!ホンダ スーパーONE。今年パジェロを復活させる(と思う)三菱はコンセプトカーからパジェロをずらり並べていたし、NSXと並んでシティターボII・ブルドックの横に、おさわりOK状態で、発表されたばかりの同色のスーパーワンを並べていたホンダのブースも楽しかった。マツダと日産がいないことは残念だったが、日本の自動車文化を伝える意味でもこういう展示は本当に素敵である。

レストア途中の素敵なゴルフIのキャンパー。今や世界に数十台しかない。エンジンはGTIのものが移植されている。ミシュランのクラシックカー用タイヤはデザインこそクラシックだが性能は現代仕様。アクティブガレージのブースにはいい音がしそうなタコ足スピーカー。ダラーラの展示も。思わず散財してしまうのがオートモビルカウンシル。そう、オートモービルカウンシルの本当の目的とは「この国の自動車文化を」ということであり、超高額な自動車に驚いていたり、グッズを買いあさっているだけではいけないなよなぁ……自分の下衆な行動を少し恥ずかしく思いながら、マリーンの歌声が流れる会場のベンチに座わりこの11年間の時間の流れをちょっと反芻した。

日本に自動車の文化は年々、着実に根付きつつあると思う。

Text:大林晃平Photo:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)

文:AutoBild Japan

こんな記事も読まれています

ホンダの“赤バッジ”がもてぎを埋め尽くす「Honda All Type R World Meeting 2026」に815台のタイプRが集結!
ホンダの“赤バッジ”がもてぎを埋め尽くす「Honda All Type R World Meeting 2026」に815台のタイプRが集結!
AutoBild Japan
「見た目の19インチ、走りの18インチ」RAYSが語った“タイプRに本当に必要なホイール”とは
「見た目の19インチ、走りの18インチ」RAYSが語った“タイプRに本当に必要なホイール”とは
AutoBild Japan
マクドナルドのハッピーミールにトヨタGR GT3登場!
マクドナルドのハッピーミールにトヨタGR GT3登場!
AutoBild Japan
ツイステッド オートモーティブがカスタムした1,000万円超の「スズキ ジムニー」
ツイステッド オートモーティブがカスタムした1,000万円超の「スズキ ジムニー」
AutoBild Japan
【このZ8なんぼ?】26年落ち&走行距離32万km超でもこの値段!それでも買う価値がある?ミュンヘン製アイコンモデル、BMW Z8販売中!
【このZ8なんぼ?】26年落ち&走行距離32万km超でもこの値段!それでも買う価値がある?ミュンヘン製アイコンモデル、BMW Z8販売中!
AutoBild Japan
GT500マシンのコクピット体験ができるとか激レアすぎる! さすが日本一のレース「スーパーGT」のパワーに圧倒されっぱなし【AMA2026】
GT500マシンのコクピット体験ができるとか激レアすぎる! さすが日本一のレース「スーパーGT」のパワーに圧倒されっぱなし【AMA2026】
WEB CARTOP
【International Auto Film Festa 2026】IAFF2026受賞作品発表 クルマと人生を描いたマツダRX-7作品が最高賞
【International Auto Film Festa 2026】IAFF2026受賞作品発表 クルマと人生を描いたマツダRX-7作品が最高賞
AutoBild Japan
スーパーカーイベント参加記(前編)【ランボルギーニ・ミウラ誕生60周年】「KYOTO スポーツカー&スーパーカー・ヘリテージ・ギャザリング 北野天満宮 2026」
スーパーカーイベント参加記(前編)【ランボルギーニ・ミウラ誕生60周年】「KYOTO スポーツカー&スーパーカー・ヘリテージ・ギャザリング 北野天満宮 2026」
AutoBild Japan
KUHLといえばド派手なクルマ……だけじゃない! ヴェルファイア&レクサスRX乗り注目のきれいめエアロが爆誕【AMA2026】
KUHLといえばド派手なクルマ……だけじゃない! ヴェルファイア&レクサスRX乗り注目のきれいめエアロが爆誕【AMA2026】
WEB CARTOP
歴代タイプRがもてぎに813台集結! 「Honda All Type R World Meeting 2026」を開催
歴代タイプRがもてぎに813台集結! 「Honda All Type R World Meeting 2026」を開催
Webモーターマガジン
ヨコハマの心意気に乾杯! 履けば営業成績爆上がり確実のプロボックス専用「ホワイトレター」タイヤを開発!!【AMA2026】
ヨコハマの心意気に乾杯! 履けば営業成績爆上がり確実のプロボックス専用「ホワイトレター」タイヤを開発!!【AMA2026】
WEB CARTOP
ラリーファンなら誰もが憧れる車「アウディ スポーツ クワトロS1」「ランチア デルタS4」「スバル インプレッサWRC」「オペル マンタB 400」観るだけでも至福のひとときだ!
ラリーファンなら誰もが憧れる車「アウディ スポーツ クワトロS1」「ランチア デルタS4」「スバル インプレッサWRC」「オペル マンタB 400」観るだけでも至福のひとときだ!
AutoBild Japan
ありえねー!こんなアグリーで1億円オーバーのチューニングGクラス「MetaGarage M Monogram G 3.0 Iconic」いったい誰が買うんだ?アラブの愛好家には受けるのかな?
ありえねー!こんなアグリーで1億円オーバーのチューニングGクラス「MetaGarage M Monogram G 3.0 Iconic」いったい誰が買うんだ?アラブの愛好家には受けるのかな?
AutoBild Japan
トヨタとトムスがコラボした「クラウンセダン」初公開! 「“光る王冠”エンブレム」×レクサス「ブレーキ」採用! 白と黒の迫力カスタムカー登場
トヨタとトムスがコラボした「クラウンセダン」初公開! 「“光る王冠”エンブレム」×レクサス「ブレーキ」採用! 白と黒の迫力カスタムカー登場
くるまのニュース
TE37が愛し愛され誕生30周年! 限定モデルも激レアグッズも「TE37」ファンはいま動くしかない!!【AMA2026】
TE37が愛し愛され誕生30周年! 限定モデルも激レアグッズも「TE37」ファンはいま動くしかない!!【AMA2026】
WEB CARTOP
GT-R好き必見!! オートアートのZ-tuneモデルカーの完成度が異次元
GT-R好き必見!! オートアートのZ-tuneモデルカーの完成度が異次元
ベストカーWeb
「TOM’S主導」「クラウンチーム主導」2台のクラウンセダンカスタムを堂々お披露目! 流石の仕上がりをみればカスタム界でセダンの復権もあるぞ!!【AMA2026】
「TOM’S主導」「クラウンチーム主導」2台のクラウンセダンカスタムを堂々お披露目! 流石の仕上がりをみればカスタム界でセダンの復権もあるぞ!!【AMA2026】
WEB CARTOP
阿部商会が「HAPPY FAMILY SALE 2026」でBILSTEINやREMUSなど人気ブランドを展示
阿部商会が「HAPPY FAMILY SALE 2026」でBILSTEINやREMUSなど人気ブランドを展示
AutoBild Japan

みんなのコメント

1件
  • zoo********
    大切に乗り継いでる旧車に税金上乗せするのはやめて欲しいですね。
    電気自動車も含め、自動車税制は抜本的に見直してほしい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

177 . 7万円 257 . 8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

12 . 8万円 287 . 0万円

中古車を検索
ホンダ フィットの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

177 . 7万円 257 . 8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

12 . 8万円 287 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村