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新車から旧車まで手厚い「ビルシュタイン」のリアル【東京オートサロン 2020】

BILSTEIN

ビルシュタイン

新車から旧車まで手厚い「ビルシュタイン」のリアル【東京オートサロン 2020】

伝統と革新が同居する老舗メーカー

ハンス・ビルシュタインが高圧ガス封入式の自動車用ダンパーを実用化させてから65年以上が経つ。ビルシュタインは、スポーツサスペンションの王道的存在となった。そんな彼らのオートサロン、今年も話題性に富んだものだった。

純正の電制システムに対応する「EVO SE」

まず2019年のエッセンモーターショーでワールドプレミアしたEVOパフォーマンスラインが目に飛び込んでくる。日常からスポーツ走行までを想定した「EVO S」、その特性を活かしつつ純正採用される減衰力の電子制御システムに対応させた「EVO SE」が、ストリート用としての新提案だ。

両者とも最大ローダウン幅は70mm。快適性とスポーティなハンドリングを両立させたとあって期待値は高い。EVO Sを代表して、ブースには今もっとも鮮度の高いGRスープラを展示。純正採用されるAVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システム)との共存が図られていた。

定番の「B14」キットをBMW 3シリーズにも展開

さらにレーシングスペックを持つのが「EVO R」だ。アルミボディの軽量設計に加え、伸び側、縮み側を個別に10段階調整可能なダイヤルが設けられる。「10×10」で計100種類のセッティングが可能なところは、サーキットユーザーにとっては嬉しいところだ。

なお、ビルシュタインの王道的存在「B14」キットを、最新の3シリーズ(G20)と共に公開したり、1980~90年代を中心とするネオクラシック世代の国産車をターゲットとした製品展開を改めて訴えたり、常に伝統を大切に守って革新を続けるブランドであることを強く意識させられるブース構成だった。

REPORT/中三川大地(Daichi NAKAMIGAWA)

PHOTO/降旗俊明(Toshiaki FURIHATA)

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