2022年3月に生産を終了することとなった、ホンダ「S660」。
累計で3万台以上を販売し人気を集めていたが、残念ながら軽ミッドシップ・スポーツという、世界でも希な役目を終えようとしている。
ミッドシップエンジン、リアドライブレイアウトでクルマを操る楽しさを体感できるホンダの軽オープン「S660」
ホンダの公式Webサイトに、ホンダ「S660」は掲載されているが、「ご好評につき、予定していた生産台数分につきましてはオーダー受付を終了いたしました。詳しくは販売会社にお問い合わせください。」との表記がある……。
つまり、キャンセルなどで販売会社(ディーラー)に在庫が発生した場合をのぞき、ホンダ「S660」の新車購入はほぼできないと思った方がいい。
ホンダ「S660」を中古車で手に入れるなら?
手に入らないと聞くと欲しくなるのが人情。
新車ではないがホンダの認定中古車で、ホンダ「S660」が手に入るのでは? ということで相場をチェックしてみた。
Honda認定中古車検索サイト「U-Select」でホンダ「S660」の中古車はいくら?
Honda認定中古車検索サイト「U-Select」に10月上旬現在、ホンダ「S660」の掲載は89件あった。
最安値は、2015年式 フロアCVT 走行距離9万km 白 車両本体価格174万8000円
最高値は、2017年式 6MT 走行距離9000km 白 車両本体価格509万8000円
となっていた。
上記の最高値モデルは無限のRAなので、通常タイプだけでみると、
最高値は、2020年式 α 6MT 走行距離389km 緑 車両本体価格387万円
となっていた。
【参考】Honda認定中古車検索サイト「U-Select」
エアロパーツが美しいホンダ「S660」の無限モデルは中古車で買える?
Honda認定中古車検索サイト「U-Select」には、「α」「β」タイプのほかにも、特別仕様や限定車の中古車も取り扱われている。
無限の限定モデルとして人気を誇った、ホンダ「S660 MUGEN RA」は、2016年10月3日に、全国限定660台、全国メーカー希望小売価格289万円で販売された。
【参考】無限 | MUGEN RA
その人気は衰えることを知らず。
Honda認定中古車検索サイト「U-Select」には2021年10月上旬現在、2台が掲載されているが、その2台とも新車販売時を大きく上回るプライシングになっている。
1台は、2017年式 6MT 走行距離9000km 白 車両本体価格509万8000円。ホンダ「S660」の中古車の最高値モデルだ。
もう1台は、2017年式 6MT 走行距離1万5000km 白 車両本体価格379万円となっている。
ホンダ「S660 Modulo X(モデューロ エックス)」の中古車は買える?
専用のカスタマイズパーツを装着するコンプリートカーブランドが「Modulo X(モデューロ エックス)」シリーズだ。
【参考】Modulo X|S660|Honda - 本田技研工業
2021年3月には、ホンダ「S660」最後の特別仕様車として、「Version Z(バージョンゼット)」が発売されたことも記憶に新しい。
Honda認定中古車検索サイト「U-Select」には、2021年10月上旬現在、3台のホンダ「S660 Modulo X」が掲載されている。
最安値は、2018年式 6MT 走行距離3万4000km 銀 車両本体価格308万円
最高値は、2019年式 6MT 走行距離3万1000km 白 車両本体価格349万8000円
となっている。
ホンダ「S660」のような、ミッドシップエンジンで2人乗りオープンの軽自動車はおそらく、二度と生まれることはないと思われる。
手に入れる機会は、減ることはあっても増えることはない。
※データは2021年10月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/中馬幹弘
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダが新型「軽バン」発売!“ 柱無い”斬新モデル、反響は? 6速MT&CVTの「N-VAN」136万円から
新東名は“3年後”に全線開通!? 「あと少し…」でも2度延期なぜ? 反響は? 最後の25km「未完成区間」とは
「新大阪駅ほぼ直結高速」実現間近? 新御堂筋の“ぐるぐるランプ”が見えてきた 「淀川左岸線」万博の準備着々
「ランクル250販売前線」悲喜こもごも?? 意外に多い「辞退客」とは? ディーラーごとに対応は千差万別だった
日産が新型「和製スーパーカー」初公開へ! 1300馬力超えの「“R36型”GT-R!?」! “匂わせ”デザイン採用の「Hフォース」中国登場へ
みんなのコメント