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【20世紀名車】流麗スタイルと速さで魅了した元祖スペシャリティ「トヨタ・セリカLB2000GT(RA25型)」の肖像

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【20世紀名車】流麗スタイルと速さで魅了した元祖スペシャリティ「トヨタ・セリカLB2000GT(RA25型)」の肖像

スタイリッシュでスポーツ心満点。時代を象徴した駿馬

セリカは、日本初のスペシャリティカーとして1970年12月に登場した。スペシャリティカーというジャンルは、1964年にデビューしたフォード・マスタングが起源とされる。今回の主役であるリフトバック(LB)は、1973年4月に登場した上級バージョンである。LBはリアの造形をフルファストバックに変更し、大型リアゲートを設定。スポーティなスタイリングと優れたユーティリティを追求していた。リアエンドは空力特性に優れた“ダックテール形状”である。メカニズムの特徴は2リッターエンジンの新設定。トップモデルの2000GTは、排気量1968ccの18R-G型・直4DOHCエンジン(145㎰、当時トヨタ最強)を搭載。最高速度は205km/hに達し、価格は132万6000円。日産フェアレディZL・2by2(149万8000円)と比較して手ごろで速さは大幅に上回った。LBの登場後、セリカはLBが主流になった。

【20世紀名車】未来を感じさせた日本初のスペシャルティ、「1971年トヨタ・セリカ1600GT(TA22型)」の特別な時間

フロントスタイル/初代セリカは日本でも米国でも高い人気を獲得した国際車。足回りは前ストラット/後4リンクの組み合わせ。駆動方式はFR。トップグレードとなる2000GTの0→400m加速データは16.1秒

リアスタイル/セリカLBは大型リアゲートでスポーツワゴンに匹敵するユーティリティを実現。開口部は大きく使い勝手は高水準だった

エンジン/18R-G型2リッターDOHCユニットは3500rpm以上で刺激的なサウンドを発生。写真のタワーバーはノンオリジナル

ヘッドライト/ヘッドライトは丸型4灯タイプ。取材車はシールドビームからハロゲン式に交換済み。オレンジのサイドマーカーは社外品。標準はホワイト

タイヤ&ホイール/取材車の足元は175/70SR13ラジアルと純正タイプのスチール製スポーツホイールを装着。フロントブレーキはディスク式

エアアウトレット/ボンネットにエアアウトレットを装着し高性能イメージを訴求

エアルーバー/Cピラーのエアルーバーは室内換気用。スタイリッシュな造形

リアエンド/リアエンドは空力性能に優れたダックテール形状。空気の流れを整流し直進性を高める効果を計算

燃料リッド/燃料リッドはリア中央部にレイアウト。燃料タンク容量は50リッター

マフラー/エグゾーストエンドはシングル形状。排気音は力強い音色

インパネ/インパネはメーターがずらりと並ぶスポーティ形状。ステアリングホイールは4本スポークの本革巻き。各部の仕上げはスポーティで豪華

シート01/前席はハイバック形状。160mmの前後スライドとリクライニングができる。3点式シートベルト標準

シート02/後席は+2構成。ただし足元スペースは意外に広い。乗車定員は4名

メーター01/ドライバー正面に速度計と回転計をレイアウト。速度計は220km/hスケール。100km/h巡行時の回転数は5速で約2800rpm

メーター02/インパネ中央に燃料/水温/電圧/油圧計をセットする

コンソール/コンソール部にクーラー用の空調ルーバーと時計をレイアウト

トランスミッション/5速MTのシフトレバーはやや長め。シフトフィールは確実なタッチ

トランク/ラゲッジスペースは広く、実用性はハイレベル。後席シートバックは一体可倒式

1975年式トヨタ・セリカLB2000GT主要諸元

新車時価格=5MT 132万6000円

全長×全幅×全高=4215×1620×1280mm

ホイールベース=2425mm

車重=1040kg

エンジン=1968cc直列4気筒DOHC

最高出力=145ps/6400rpm

最大トルク=18.0kg・m/5200rpm

サスペンション=前ストラット/後4リンク

ブレーキ=前ディスク/後ドラム

タイヤ&ホイール=5.60-13-6PR+スチール

駆動方式=FR

乗車定員=4名

取材協力/ビンテージカー・ヨシノ

文:カー・アンド・ドライバー 横田宏近
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