2026年F1第10戦ベルギーGPの金曜日、いよいよ走行も始まり、ピットレーンを歩きながら取材を行ったF1ジャーナリストの尾張正博氏。今回は、その最中に現場で「あれっ?」と感じたことをまとめて紹介します。
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2026年F1第10戦ベルギーGP TV放送&タイムスケジュール
ピットレーンで取材をしていると「あれっ?」と思う瞬間がある。ベルギーGPではフリー走行1回目にハースのガレージを覗き込んでいたときがそうだった。オリバー・ベアマンの車体を見た後、隣のエステバン・オコンの車体を見たとき、「あれっ?」となった。
何かがベアマンと違う。F1界のイラストレータの第一人者であるジョルジョ・ピオラがアップデートパーツを探すときも「あれっ?」という直感を大切にしてきたと言っていた。
ノーズのステーが新しくなっていたのである。
ハース以外のチームのマシンを久しぶりにじっくりと見ていたら、空力パーツがシーズン序盤と比較して、非常に複雑になっていた。フェラーリのフロアボードは内側に細かな突起が追加されていた。
フェラーリのフロアの前端部分にある垂直フィンも水平フィンが追加されて2分割になっていた。
フロアのリヤタイヤ前の処理も、いまはこれくらい複雑なのが標準的になっている。
スパにいる筆者を見て、「あれっ?」と思った人も少なくなかったようだ。ハースのリザーブドライバーを務める平川亮選手にも「あれっ?」と口に出して驚かれたほど。レッドブルのガレージにいる角田裕毅選手を撮影したときも、明らかに「あれっ?」という表情をしていた。
アストンマーティンのピットスタンドを見ていたときも、「あれっ?」と思った。クマのぬいぐるみが置かれていたからだ。
ぬいぐるみの写真を撮っていると、近くにいたマーシャルがこちらを見て笑っているではないか。
もしや、このマーシャルが置いたものなのかと、ピットレーン越しに手振り身振りで尋ねると、ピットレーンをだれも走行していないことを確認して、マーシャルがぬいぐるみを取りに行ってくれた。
2025年の日本の『今年の漢字』は『熊』だった。アルデンヌの森にもきっとクマがいるに違いない。いや、絶対に。
[オートスポーツweb 2026年07月18日]
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