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トヨタ新型「RAV4」がまもなく登場! ワールドプレミアは5月21日。歴代モデルを一挙振り返り!【新車ニュース】

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トヨタ新型「RAV4」がまもなく登場! ワールドプレミアは5月21日。歴代モデルを一挙振り返り!【新車ニュース】

ライブ配信で新型RAV4発表!

新型RAV4が発表されるのは日本時間の5月21日(水)10時~で、ワールドプレミアの模様はトヨタ公式YouTubeチャンネルでライブ配信される予定。
発表に先立って公開されたティザー画像では、ヘッドライトを含むフロントマスクの一部や、テールライトのデザインが確認でき、新型の高い完成度を期待させる。

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5月21日の発表時は、トヨタでチーフ・ブランディング・オフィサーを務めるデザイン領域統括部長のサイモン・ハンフリーズ取締役・執行役員がプレゼンテーションを行う。
なお、公式サイトではすでに特設ページがオープンしており、ワールドプレミアまでのカウンドダウンが表示されている。


初代から5代目までのRAV4を振り返る

新型RAV4の登場が予告されたことを機に、改めて歴代RAV4を振り返ってみよう。
■初代RAV4(1994年)
初代は1994年5月に発売された。「Recreational Active Vehicle 4 wheel drive(レクリエーショナル・アクティブ・ビークル4ホイールドライブ)」を略してRAV4と命名された。
全長3695×全幅1695×全高1655mm、ホイールベース2200mmのコンパクトボディに、最高出力99kW(135ps)/6000rpm、最大トルク181Nm(18.5kgf-m)/4400rpmを発揮する2.0リッター直列4気筒エンジン「3S-FE型」を搭載。トランスミッションは5速MTと4速ATが設定された。
開発テーマは「アウトドアでも、アーバンシーンでも、見て、乗って楽しいクルマ」。
海や山にも、洗練された街並みにもフィットする“アクティブでキュートなフォルム”、2.0リッターエンジン、フルタイム4WD、新開発の四輪独立懸架サスペンション(フロント:マクファーソンストラット/リヤ:トレーリングアーム)が生み出す“オンロードでもオフロードでも楽しめる確かな走り”、そして個性的な立体造形の室内空間と豊富なオプションパーツが演出する“洒落たセンスと遊び心”がアピールされた。
トヨタカローラ店では「RAV4 L」、トヨタオート店では「RAV4 J」として販売。発売時の税込価格は164万5940円~195万4940円。1995年4月にはホイールベースを延長し、居住性や利便性を向上させた5ドアモデル「RAV4 V(ファイブ)」が追加された。


■2代目RAV4(2000年)
2代目は2000年5月に発売。初代では「見て、乗って、楽しいスモールSUV」というジャンルを切り拓いたが、2代目はこのコンセプトを継承しつつ、「21世紀をリードする都会派高性能SUV」への進化を念頭にプラットフォームから新開発された。
スタイリングをより洗練させたうえで、コンパクトサイズの中で十分な居住スペースを確保。さらにエンジン、サスペンションを一新し、SUVの高い走破性を確保しつつ、動力性能、走行性能、静粛性を飛躍的に向上させるとともに、新直噴エンジン「D-4」の搭載によるCO2排出量削減など、次世代を見据えたモデルに進化した。
ボディサイズは3ドアが全長3750×全幅1735×全高1680mm、5ドアが全長4145×全幅1735×全高1690mm。初代より全長で45(5ドアは30)mm、全幅で40mm、全高で25(5ドアは30)mm大きくなった。2280(5ドアは2490)mmのホイールベースは、初代から80mm延びている。
エンジンは、4WD車には最高出力112kW(152ps)/6000rpm、最大トルク200Nm(20.4kgf-m)/4000rpmを発する新開発の2.0リッター直列4気筒「1AZ-FSE型」を、そしてFF車には92kW(125ps)/6000rpmと161Nm(16.4kgf-m)/4200rpmを発揮する1.8リッター直列4気筒「1ZZ-FE型」を搭載。
2.0リッター版は新開発の直噴エンジンで、新成層燃焼コンセプトの「D-4」システムを採用。5速MT車で15.0km/L、4速AT車で14.0km/Lの燃費(10・15モード)を実現した。1.8リッター版は4速ATのみの設定で燃費(同)は14.4km/L。
エクステリアは曲線と直線を融合させたワイド&ローのフォルム、大径タイヤ、ショートオーバーハングを組み合わせたスポーツフォルムにより、先進的かつスタイリッシュ&ラギッドなイメージを創出。
インテリアは、強いテーマ性を持つセンタークラスターから左右へ流れるような造形のなかに、視認性や操作性に優れたスイッチなど操作系を集中配置するなど、機能とデザインを巧みに融合した。
発表時の車両価格は3ドアが税込167万7900円~226万650円、5ドアが182万4900円~240万7650円。


■3代目RAV4(2005年)
3代目は2005年11月に発売され、開発テーマは「ワールドNo.1 SUV:アクティブ・フォー・フリーダム」。
アーバンシーンに映える洗練されたスタイルとアウトドアでの機動性を兼ね備え、世界中のオンロードでもオフロードでも快適な移動を可能とした、活動的に思いのままに行動できるカーライフを提案する新たなSUVとして登場した。
2代目5ドアモデルと比べて180mm長く、80mm幅広くなったボディサイズは、全長4335×全幅1815×1685mm。ホイールベースは70mmプラスの2560mmとなった。
エクステリアデザインは、エッジの効いたアンダーボディと弧を描くキャビンシルエットによりモダンさを演出しつつ、ダイナミックに張り出したホイールアーチまわりの構成をボディと一体感を持たせることにより、躍動感ある洗練されたラギッド感を表現。
インテリアでは、インストルメントパネルやトリムの断面の贅肉を削ぎ落とし、開放的でゆとりのある室内空間が演出された。
エンジンは最高出力125kW(170ps)/6000rpm、最大トルク224Nm(22.8kgf-m)/4000rpmを発する2.4リッター直列4気筒「2AZ-FE型」で、CVTを組み合わせる。
10・15モード燃費はFF車13.4km/L、4WD車が12.6km/L。発表時の税込車両価格は197万4000円~247万8000円。


■4代目RAV4(2013年)
4代目は、2012年11月開催のロサンゼルス・オートショーにて世界初公開され、2013年1月に北米市場に、同3月に欧州市場に導入。日本では、プラットフォームを共有する「ハリアー(3代目)」の登場などを理由に販売が見送られた。
ボディサイズは全長4570×全幅1845×全高1545mmで、全長と全幅が拡大した一方、全高が低められている。2660mmのホイールベースは3代目比で+100mmだ。エクステリアデザインは、スポーティでダイナミックなテイストを強調。
リヤスポイラーの標準装着を含め、空力性能も追求された。3代目までリヤゲートに装着されていたスペアタイヤが、荷室アンダーフロアに移されたのも大きな変化だ。
エンジンは北米仕様が2.5リッター直列4気筒、欧州仕様が2.0リッター直列4気筒ガソリンと2.2リッター直列4気筒ディーゼルを設定。北米や中国で販売されているFFラージセダン「アバロン」の4代目(2011年4月発表)に導入された、リヤクロストラフィックアラート機能付きブラインドスポットモニターなど、上級車種に搭載する技術も採用された。
2015年のマイナーチェンジでは、コンパクトハッチバックモデル「オーリス」の2代目(2012年発表)に導入されたトヨタの新しいデザインアイコン「キーンルック」を採用。合わせて2.5Lハイブリッド車がラインナップに加わった。


■5代目RAV4(2019年)
そして現行5代目は、2018年3月に開催されたニューヨーク・オートショーで初公開され、日本では2019年4月に発売された。発表時の税込車両価格は260万8200円~381万7800円。
開発コンセプトは「Robust Accurate Vehicle With 4 Wheel Drive(SUVらしい力強さと実用性へのきめ細かな配慮を兼ね備えた4WD)」。SUVらしい力強さと洗練さを融合したデザインが採用され、クラストップレベルのラゲッジスペースを備えた。
ボディサイズは全長4600×全幅1855×全高1685(「アドベンチャー」グレードは全長4610×全幅1865×全高1690)mmで、ホイールベースは2690mm。
エンジンは、最高出力126kW(171ps)/6600rpm、最大トルク207Nm(21.1kgf-m)/4800rpmを発する2.0リッター直列4気筒「M20A-FKS型」のほか、131kW(178ps)/221Nm(22.5kgf-m)の2.5リッター直列4気筒エンジン「A25A-FXS型」にモーターを組み合わせたハイブリッドを設定。
いずれのパワーユニットにも駆動方式はFFと4WDが用意された。WLTCモード燃費は2.0Lガソリン車が15.2km/L、2.5Lハイブリッド車が最高20.6km/L。
世界初となる新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」の導入も特色。走行状況に応じて前後トルク配分に加え、後輪トルクを左右独立で制御するトルクベクタリング機構により、ドライバーの狙い通りのラインを安定した車両姿勢で駆け抜ける高い旋回性能を発揮する。
さらに、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」を全車に標準装備したのもニュース。「安全・安心」「快適・便利」を提供するコネクティッドサービスも利用できる。
2019年11月のロサンゼルス・オートショーでは、同車初となるプラグインハイブリッドモデル「RAV4 PHV」が発表され、2020年夏に日本と北米で、同年後半に欧州で発売された。
日本では20年6月に発売されたRAV4 PHVは、システム総合で225kW(306ps)を発揮する2.5Lハイブリッドシステムを搭載する四輪駆動モデルで、WLTCモード燃費は22.2km/L。EVモード走行距離は95kmをマークし、プラグインハイブリッドシステムを搭載するSUVでトップレベル(当時)だった。発表時の税込車両価格は469万円~539万円。

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