トライアンフは、2021年2月23日にモデルチェンジを行なった新型車6機種を発表しました。ここではメーカーの伝統を色濃く受け継ぐ「ボンネビルT120」と「ボンネビルT120ブラック」を紹介します。
ボンネビルT120(2021年モデル)の概要
トライアンフの伝統が詰まったボンネビルT120
トライアンフが「ボンネビルT120」を初めて発売したのは1959年のこと。
空冷2気筒エンジンの高いパフォーマンスと、良好なハンドリング性能、英国流デザインと1950年代のアメリカンテイストを融合させたユニークさが受け、世界的な大ヒットモデルとなりました。
以降「ボンネビル」はトライアンフの象徴的なブランドとなり、時代とともにさまざまなモデルを展開。現在の水冷エンジンを搭載した「ボンネビルT120」は2016年にデビュー。今回のモデルチェンジでは、欧州の排ガス規制「ユーロ5」に対応させながら、エンジンのみならず各所に手が入っています。
エンジン
排気量は従来モデルと同様の1200cc。搭載する水冷2気筒エンジンは、専用チューンが施され、低回転から強大なトルクを生み出すのが特徴です。最大トルクは105Nm/3500rpm、最高出力は80PS/6550rpmを発揮。
ユーロ5の基準をクリアさせつつ、燃費性能も向上。定期点検までの走行距離が16000kmに設定されていることも魅力です。
車体
今回のモデルチェンジでは、大幅な軽量化が施されています。全体で7kg軽くなり、車両重量は237kgに。
とくに新設計のアルミニウムホイールリム(フロント:18インチ×2.75インチ/リア:17インチ×4.25インチ)の採用で、バネ下重量と慣性力が大幅に低減し、俊敏性と操作性を高めています。
フロントブレーキも進化しました。よりハイスペックになったブレンボ製ツインブレーキディスクと2ピストンスライディングキャリパーを採用しています。
電子制御システムなど最新装備
ライディングモードはこれまで同様「ロード」「レイン」の2種を切り替え可能。
新型はクルーズコントロールが標準装備されたのが大きなポイント。ボンネビルT120は、トラディショナルなスタイリングながら、ポジションがアップライトで、ロングツーリングも快適な一台。
それゆえに高速道路巡航時に役立つクルーズコントロールは、嬉しい新装備といえそうです。
メーターは新たなデザインのものになり、パネル内に「BONNEVILLE」のロゴがあしらわれています。
アナログツインメーターでは、速度と回転数を表示。パネル内の液晶にはギアポジションインジケーターの機能も備わり、ライディングモードやクルーズコントロールの設定も液晶を見ながら行なえます。
ボンネビルT120(2021年モデル)のカラーバリエーションと価格
カラーバリエーションは、「ボンネビルT120」が3色、「ボンネビルT120ブラック」が2色で、計5色の設定となっています。
ボンネビルT120
ボンネビルT120ブラック
ボンネビルT120ブラックは、エンジン周りやマフラーなどがブラックアウトされているのが特徴。シートのカラーも専用色となっています。
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元サイトで投票・回答ボンネビルT120(2021年モデル)の主なスペック
[ 表が省略されました。オリジナルサイトでご覧ください ]
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[ アルバム : 【写真16枚】ボンネビルT120ブラック はオリジナルサイトでご覧ください ]
まとめ:西野鉄兵
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