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釘が刺さっても走り続けられる安心感 コンチネンタルタイヤの新製品「ExtremeContact XC7」ContiSealとContiSilentで安心と快適性を両立

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釘が刺さっても走り続けられる安心感 コンチネンタルタイヤの新製品「ExtremeContact XC7」ContiSealとContiSilentで安心と快適性を両立

コンチネンタルタイヤ・ジャパンは6月8日、新型コンフォートタイヤ「ExtremeContact XC7」のメディア向け試乗会を開催した。XC7は快適性だけでなく、安全性能にも重点を置いた新世代コンフォートタイヤで、パンク時の空気漏れを抑制する「ContiSeal(コンチシール)」と、ロードノイズを低減する「ContiSilent(コンチサイレント)」を採用。実際の試乗を通じて、その特徴を体感した。

ContiSealとContiSilentがもたらす新次元の安心感と快適性近年、タイヤに求められる性能は多様化している。かつてはドライグリップやスポーツ性能が重視されたが、現在では静粛性や乗り心地に加え、雨天時の安全性や長距離移動時の安心感も重要な要素となった。特にEVの普及によって車内の静粛性が高まり、これまで以上にタイヤ性能がクルマ全体の快適性を左右するようになっている。

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サイドウォールはドイツブランドのコンチネンタルタイヤらしい高性能と安心感をもたらすデザインだ。そんな時代背景のなか登場したExtremeContact XC7は、「安心感と快適性を高次元で両立するコンフォートタイヤ」をコンセプトに開発された新製品だ。

XC7は静粛性と快適性に加えて安心感を高次元で実現するコンフォートタイヤとしてアジア市場にマッチするよう開発された。コンチネンタルのラインアップではPremiumContact 7とComfortContact CC7の中間に位置するモデルだが、その最大の特徴は独自技術である「ContiSeal(コンチシール)」と「ContiSilent(コンチサイレント)」を採用したことにある。

パンク時の不安を大幅に軽減するContiSealXC7最大のセールスポイントといえるのがContiSealだ。これはタイヤ内面に塗布された特殊なシーリング材によって、釘やネジなどの異物が刺さった際に穴を自動的に塞ぎ、空気漏れを防ぐ技術である。接地面に発生した直径5mmまでの穴に対応し、約80%のパンクケースで効果を発揮するという。また、シール材は10年にわたって機能性を維持するよう設計されている。

タイヤトラブルはいつ起こるかわからない。特に高速道路や深夜の移動中にパンクが発生した場合、ドライバーの心理的負担は非常に大きい。路肩でのタイヤ交換は危険を伴い、ロードサービスを待つ時間もストレスとなる。ContiSealはそうしたリスクを未然に抑え、ドライバーが安全な場所まで走行を継続できる可能性を高める技術だ。

XC7最大の特徴となるパンク自己修復技術「ContiSeal」と吸音材「ContiSilent」。実際にタイヤに木ネジで数カ所穴を開けて通常ならパンク状態になる状態のものと開けていないものを交互に試したが空気圧は変わることなく、何事も起きることはなかった。ランフラットタイヤとの違いも興味深い。ランフラットタイヤは空気圧がゼロになった状態でも一定距離の走行を可能にする技術だが、ContiSealはそもそも空気圧が低下しないようにすることで安全性を確保する。

XC7はハンドルを切った時の応答性も良好で、ダイレクト感がありコントローラブル。かなり攻めても破綻することはなかった。「パンクしてから対処する」のではなく、「パンクしても空気が抜けないようにする」という発想は、日常的にクルマを使用するユーザーにとって非常に現実的なソリューションといえるだろう。

驚くほど静かなContiSilentもうひとつの注目技術がContiSilentである。タイヤ内部に配置された特殊ウレタンフォームがタイヤ内の空洞共鳴音を吸収し、ロードノイズを最大9dB低減するとされる。

実際に試乗してまず印象的だったのは、その静粛性の高さだった。一般的にコンフォートタイヤは静かさを重視する一方で、操縦安定性やグリップ性能が犠牲になることも少なくない。しかしXC7は静かであるだけでなく、タイヤとしての基本性能も非常に高いレベルにある。

静粛性の高さは乗ってすぐに実感できた。静粛性の高さでは定評があるConfortContactよりも静かだ。高速域でもロードノイズはよく抑えられており、車内では会話がしやすく、オーディオの音もクリアに聞こえる。特にEVやハイブリッド車ではエンジン音によるマスキング効果が少ないため、この静粛性の高さは大きな魅力となるはずだ。

比較的ハイトがある215/60 R17を重心が高いSUVででテストしたが、サイドウォールの剛性感と適度なグリップ力により安定した走りを実現するコンチネンタルはウレタンフォームだけでなく、トレッドパターンやコンパウンドにもノイズ低減技術を投入しており、総合的な静粛性能の向上を図っている。単純に「静か」なのではなく、不快な周波数帯の音を抑えることで上質な乗り味を実現している印象を受けた。

本庄サーキットで体感した高いウェット性能今回の試乗会では本庄サーキット内に特設されたウェット路面での比較試乗も実施された。コンフォートタイヤというと快適性ばかりに注目が集まりがちだが、XC7はウェット性能にも力を入れている。

タイヤ中央部に設けられた「アドバンスド・アクア・チャネル」は排水効率を高める設計となっており、さらにブレードエッジデザインやカッターエッジデザインによって水膜を効果的に排除する。

特設ウェット路面で60km/hからのフルブレーキングを数回行った。ABSが顔を出してもしっかりと不安になるようなことなく停止する。実際に散水された路面でフルブレーキングを試すと、その性能の高さを実感できた。ブレーキペダルを強く踏み込んだ際も車両は安定した姿勢を保ち、ABSが作動する領域でも接地感が失われにくい。タイヤがしっかりと路面を捉えている感覚があり、ドライバーに大きな安心感を与えてくれる。

ウェット路面ではタイヤ性能の差が顕著に現れるが、XC7はコンフォートタイヤであることを忘れさせるほど高いグリップ力を発揮した。

路面状況によらず安心して運転することができる上に静かで、釘が刺さっても空気漏れしないまさにコンフォートなタイヤが「ExtremeContact XC7」だ。コーナリング時も接地感は安定しており、ステアリング操作に対する応答も自然で扱いやすい。急な豪雨に遭遇する機会が増えている日本の道路環境を考えると、このウェット性能の高さは大きなアドバンテージになるだろう。

コンフォートタイヤの新たな基準となるか試乗を終えて感じたのは、XC7が単なる「静かなタイヤ」ではないということだ。静粛性、乗り心地、ウェット性能、グリップ性能、そしてパンク時の安心感。通常であればトレードオフの関係になりやすい性能を高いレベルでまとめ上げている点が、このタイヤ最大の魅力である。

重量増は1本あたり1~1.5kgで無視できない数字だが、シール材の均一塗布によるバランスの最適化、比較的車重のある車向けのサイズ展開により燃費や走行性能への影響は軽微だ。ContiSealによる安心感は日常使いからロングツーリングまで幅広いシーンで効果を発揮し、ContiSilentによる静粛性は移動そのものの質を向上させる。そして本庄サーキットで確認できた高いウェットグリップは、安全性を重視するユーザーにとって大きな魅力となるはずだ。

ExtremeContact XC7は、快適性だけでなく安全性まで含めて考える現代のユーザーに向けた、新しいプレミアムコンフォートタイヤといえるだろう。

Text&Photo:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)

文:AutoBild Japan
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