ハンガロリンクを舞台に、F1第12戦ハンガリーGPの予選が行なわれ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。
グランプリ初日こそ雨絡みの天候となったものの、予選日はサーキット上空に快晴が広がった。気温26度、路面温度45度というコンディションで予選開始時刻を迎えた。
■下位に沈んだメルセデス、鍵はタイヤの使い方? ハミルトン「フィーリングが最悪だった」
なお今回のグランプリは、ATA(代替的なタイヤ配分)と呼ばれる新しいフォーマットでの開催となっており、各ドライバーに供給されているタイヤが13セットから11セットに削減されている。さらにこのATAでは予選でのタイヤの使い方が規定されており、予選Q1ではハード、Q2ではミディアム、Q3ではソフトタイヤしか使用できず、各チームはすべてのタイヤで速さを発揮することが求められた。
各車がピットレーンに列をなし、18分間のQ1がスタート。ハードタイヤでの予選アタックという、新たな挑戦に向かった。
まずトップに立ったのは、アルファロメオのバルテリ・ボッタス。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)をも上回る1分18秒818というタイムだった。
耐久性に優れるハードタイヤということもあって、各車はコース上に残りアタックを継続。一方、アルファタウリ勢はユーズドタイヤでのアタックだったこともあって、一旦ピットに戻った。
トラックリミット違反によるタイム抹消も見られる中、ボッタスは自身のタイムをわずかに更新したが、フェルスタッペンが2度目のアタックでそれ以上の伸びを見せ、トップを奪った。新品のハードタイヤを投入したアルファタウリ勢は、角田裕毅が4番手、ダニエル・リカルドも8番手につけた。
Q1終盤、他のチームも続々と新品ハードタイヤを投入。タイムシートは次々と入れ替わり、フェルスタッペンも2セット目のハードタイヤで再出陣となった。
ラストアタックに向けては最終コーナーで大渋滞も発生。誰がノックアウトとなっても不思議ではない中、Q1を最終的にトップで終えたのは周冠宇(アルファロメオ)。ラストアタックでタイムを更新したフェルスタッペンも0.175秒届かない1分18秒143をマークした。
ここで敗退となったのは、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、角田、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ローガン・サージェント(ウイリアムズ)だ。
メルセデスはハミルトンがFP3でトップとなったにも関わらず、ラッセルがまさかのQ1敗退。アルファタウリは、リカルドが辛くも15番手でQ2に進んだ一方、チームメイトに0.013秒遅れた角田は17番手で予選を終えた。
15分間のQ2は、ミディアムタイヤでの争い。ここでまずトップに立ったフェルスタッペンは、ハードタイヤでのQ1タイムから1秒以上タイムを更新したが、このタイムはトラックリミット違反で抹消となってしまった。
代わってタイムシートの最上段につけたのは、1分17秒328を記録したランド・ノリス(マクラーレン)。オスカー・ピアストリも2番手に続き、マクラーレン勢がここ最近の好調を維持した。
フェルスタッペンは、残り時間6分ほどというタイミングでタイヤを履き替え早めのアタックへ。コースを独占し、ノリスから0.219秒遅れの2番手タイムを残した。
フェルスタッペンと入れ替わるように、トップのノリス以外を除いた13台がQ2ラストアタックへ。ここではなんと、フェラーリのカルロス・サインツJr.がQ3進出ボーダーまで0.002秒およばず11番手でQ3に進めなかった。
エステバン・オコン(アルピーヌ)、リカルド、ランス・ストロール(アストンマーチン)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)もここでノックアウトとなった。
ペレスが真っ先にコースインし、12分間のQ3がスタート。ソフトタイヤを使ったアタックで、王者フェルスタッペンが1分16秒612という強烈な先制パンチをお見舞い。0.126秒差の2番手にはハミルトン。3番手にノリスが続いた。
すぐさま各車がピットに戻り、残り時間4分を切った頃から正真正銘最後の全力アタックへ。フェルスタッペンが早めにコースインした一方で、ハミルトンはギリギリまで待ってアタックに向かった。
フェルスタッペンがタイムを更新できなかったのに対し、ハミルトンは全体ベストのセクターこそないものの、全セクターで自己ベストを更新。わずか1000分の3秒差でフェルスタッペンを上回る1分16秒609をマークし、2021年サウジアラビアGP以来となるポールポジションを獲得した。
フェルスタッペンの6戦連続ポールを阻止したハミルトンは、ハンガロリンクで自身9度目のポールポジション。これは同一サーキットでのポール獲得回数の最多記録更新となった。
マクラーレンはノリスがハミルトンから0.085秒差の3番手、ピアストリが4番手とグリッド2列目を独占。オーストリアGPで投入したアップデートの効果はハンガロリンクでも発揮された。
Q1から驚きの速さを見せたアルファロメオ勢は周が5番手、シャルル・ルクレール(フェラーリ)を挟んでボッタスが7番手につけた。
8番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)以下、ペレス、ヒュルケンベルグというトップ10となった。
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