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シリーズ最大排気量!! ホンダ初代「CB1300スーパーフォア」は5つの感動性能で爆誕

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シリーズ最大排気量!! ホンダ初代「CB1300スーパーフォア」は5つの感動性能で爆誕

排気量大幅アップで登場したフラッグシップ

 ベテランライダーにとっては懐かしい話ですが、「購入できるバイクは750ccまで」というルールを聞いて「どこの国の規制ですか?」と感じる人もいるでしょう。日本では1990年まで、4メーカーが国内販売するバイクは750ccまでに自主規制していました。

【画像】迫力ボディ!! シリーズ最大排気量となるホンダ「CB1300 SUPER FOUR」(1998年型)を画像で見る

 自主規制が解除されると、各メーカーは次々とオーバー750cc(ナナハン)の車種を国内市場に投入します。1980年代の日本国内市場を250~400ccのレーサーレプリカ時代だとすると、1990年代はリッター(1000cc)バイク到来の時代でした。

 ホンダも1992年に新時代の大型ネイキッドスポーツ車「CB1000 SUPER FOUR(スーパーフォア)」を発売しました。

 1995年に大型自動二輪免許が教習所で取得可能になったこともあり、大型バイク市場の勢いが増し、登録台数も5年間で約30%も増えました。さらに排気量の上限が無くなったことで、1000ccを上回るスポーツバイクも登場します。

 新時代ネイキッドスポーツを模索した「CB1000スーパーフォア」の発売から約5年後に、ホンダは最高峰を狙うフラッグシップモデル「CB1300スーパーフォア」を開発しました。これは20年以上生産されて2025年にファイナルエディションを発売した同名の「CB1300スーパーフォア」(2003年~)とは別のエンジン/車体で、1300cc時代を切り開いた初代的な存在です。

 どのカテゴリーでも、盛り上がっている時には競い合うように新型車の排気量が大きくなって行くことは市販バイクの歴史ではよくある事です。

「CB1000スーパーフォア」は販売好調でしたが、ユーザーのさらなる大排気量車へのニーズを汲み取ったホンダは、新設計で排気量1300ccの直列4気筒エンジンを搭載した日本専用モデル「X4」(1997年)をリリースします。1300ccは当時「ゴールドウイング」に次ぐ排気量でした。

 低く構えた迫力あるカスタムスポーツスタイルの「X4」は大ヒットします。一方「CB1300スーパーフォア」には「CB1000スーパーフォア」の設計思想でもある「プロジェクトBIG-1」を踏襲しながら5つの感動性能を開発目標に据えています。

「所有する感動」には力強い面構成にシャープなエッジを組み合わせたデザインやクオリティ、質感の高い塗装を施し、「跨った瞬間の感動」には足つき性の向上とアップライトで安心感のあるライディングポジションとなっています。

 ベースに「X4」のエンジンを使いつつトルクの立ち上がりや伸び感のある出力特性とし、大排気量ならではの低開度領域でも十分なトルクを発揮しています。新しい点火時期制御などによる余裕のある、そしてゴリゴリとした加速感は様々な場面で「太い走りの感動」と「余裕の感動」を実現しています。

 そして5つ目となる「操り、征服する感動」には「CB1000スーパーフォア」のディメンションの見直しと「X4」のモノバックボーンタイプのダブルクレードルフレームの剛性調整による重厚感のあるロール特性を獲得しています。

 加えて前後17インチタイヤ採用とリアショックのダブルプロリンクサスペンション化により、乗り心地と旋回性、路面の追従性などを向上させています。

「CB1300スーパーフォア」は発売初年度の1998年には登録台数が4512台を達成し、また2年連続で400cc以上のクラスでベストセラーとなるほどのヒット作となりました。

 年毎のマイナーチェンジで装備の充実や5kgの軽量化などが施されましたが、1300cc前後の大型ネイキッドスポーツが国内のメイン市場を争うようになり、2003年にフルモデルチェンジしてお馴染みの「CB1300スーパーフォア」が登場します。

 ホンダ「CB1300スーパーフォア」(1998年型)の当時の販売価格は94万円です。

■ホンダ「CB1300 SUPER FOUR」(1998年型)主要諸元エンジン種類:水冷4ストローク直列4気筒DOHC16バルブ(1気筒あたり4バルブ)総排気量:1284cc最高出力:100PS/7500rpm最大トルク:12.2kg-m/5000rpm全長×全幅×全高:2200×780×1165mmシート高:790mm始動方式:セル燃料タンク容量:21L車両重量:242kgフレーム形式:ダブルクレードルタイヤサイズ(F):130/70ZR17(62W)タイヤサイズ(R):190/60ZR17(78W)

【取材協力】ホンダコレクションホール(栃木県/モビリティリゾートもてぎ内)(柴田直行)

文:バイクのニュース 柴田直行
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みんなのコメント

5件
  • RunBee
    自主規制でなく、紳士協定だったかと。
    全てはホンダが国内に750を登場させた事が始まり。
    1000だったら、1000が上限になっていたかと。
    大排気量バイクは輸出仕様で生産していたし。
    逆輸入なら問題無く乗れたんだし。
  • たわし丸
    写真の後ろに写ってるバイクはNRじゃん
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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