レッドブルリンクで開催されているF1第11戦オーストリアGP。2日目の予選セッションではマクラーレンのランド・ノリスがポールポジションを獲得した。
F1オーストリアGPに併催されているFIA F2第7戦シュピールベルクのスプリントレースでクラッシュが多発したことで、F1の予選は5分ディレイでのスタート。気温28度、路面温度48度というコンディションだった。
【リザルト】角田裕毅は18番手 F1 2025 オーストリアGP予選
■角田裕毅、まさかの敗退|Q1
下位5台が脱落となる18分間のQ1。序盤は突破がひとつの課題となるチームからタイム計測を実施し、トップチームは5分程度経過した頃からコースへと入った。
各車が1回目のタイム計測を終えた段階では、ノリスが1分4秒672で暫定トップ。2番手にチームメイトのオスカー・ピアストリ、3番手にレッドブルのマックス・フェルスタッペンがつけた。
アタックを終えたドライバーは一度ピットイン。残り5分を切ったところから最終盤に向けて再びコースへと戻った。Q1突破が確実なトップ4を除き、ほとんどが新品タイヤで最終アタックを行なった。
ただトップタイムを更新するドライバーは現れず、ノリスがQ1最速。ピアストリが2番手通過となった。
レーシングブルズはリアム・ローソンが3番手に浮上し、アルピーヌのピエール・ガスリーを挟んで、チームメイトのアイザック・ハジャーが5番手。6番手フェルスタッペンを上回った。
レッドブルの角田裕毅は新品タイヤ投入も、十分なタイムを記録することができず、1分5秒369で18番手。Q2進出に0.091秒届かずQ1敗退を喫した。この他、アストンマーティンのランス・ストロールやハースのエステバン・オコン、ウイリアムズのカルロス・サインツJr.、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグがここで姿を消した。
全車が1秒以内の差にひしめく、大接戦だった。
■芝生火災、再び|Q2
トップ10入りを決める15分間のQ2。まずはフェラーリ勢からユーズドタイヤで最初のアタックを開始し、シャルル・ルクレールがターゲットタイムとなる1分5秒446でトップにつけた。
ほとんどのドライバーは10分を切る頃からコースイン。ユーズドタイヤを履くドライバーも散見された。
ここでノリスが1分4秒410でトップに浮上し、ピアストリが0.146秒差で2番手につけた。フェラーリ勢は新品タイヤに履き替えてタイム計測を行ない、ルクレールが3番手、ルイス・ハミルトンが4番手となった。ただ、ルクレールとノリスは0.468秒差と大きな開きがあった。
各車が計測を終えたところで赤旗が提示された。これはハミルトンが最終コーナーを回った際にコースオフを喫し、火花が散ったことでコース脇の芝生が燃えたことが原因だった。今年の日本GPでも見られた状況だ。
セッションは残り5分で再開。トップ4を除き、ほとんどのドライバーが新品のソフトタイヤを選び、Q2最終アタックへと出た。
ここでも、頭ひとつ抜け出すマクラーレンのワンツーを揺るがすドライバーは現れず、ノリスがトップ通過となった。2番手ピアストリ、最終アタックで自己ベストを更新したルクレールが3番手となった。
4番手フェルスタッペンの後ろにはキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレト。ガスリーも6番手とスピードを見せつけた。
メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは10番手でギリギリ通過。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、アントネッリに0.011秒届かずQ2敗退となった。アロンソの他、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボン、ハジャー、アルピーヌのフランコ・コラピント、ハースのオリバー・ベアマンが脱落となった。
■ノリスがポールポジション獲得|Q3
ポールポジションを決める12分間のQ3。ここに駒を進めたのはマクラーレン勢、フェラーリ勢、メルセデス勢、フェルスタッペン、ボルトレト、ガスリー、ローソンの10名だ。
タイミングを見計らい、残り10分というところで各車が1度目のアタックに向けてコースイン。マクラーレン勢やフェラーリ勢以外はユーズドタイヤを履いた。
ここでノリスは1分4秒268でトップ。ルクレールが0.224秒遅れの2番手、ピアストリが0.286秒遅れの3番手で続いた。ユーズド勢最上位はラッセルの1分4秒844だった。
一度ピットに戻った各車は残り3分を切る前に続々とコースイン。もちろん全車とも新品ソフトタイヤだ。
ノリスはここで1周をまとめ上げ、唯一の1分4秒切りとなる1分3秒971の驚速タイムを叩き出して自身が持つベストラップを更新。今季3度目のポールポジションを手にした。
2番手フロントロウはルクレール。最終アタックでは自己ベストを更新することができず、ノリスに0.521秒差をつけられた。
Q3最終盤ではガスリーがターン10でスピンを喫したことで黄旗が振られており、ピアストリはタイムを更新することができずに3番手となった。4番手ハミルトン以下は、ラッセル、ローソン、フェルスタッペン、ボルトレト、アントネッリ、ガスリーというトップ10の並びとなった。ローソンとしてはシニアチームの2名を上回る予選結果。ボルトレトもF1キャリア最上位グリッドを手にした。
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みんなのコメント
また、ローソンはイエローフラッグにより数名のドライバーがアタックを止めたことによる結果ですね