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達人も「キャンプなんて面倒臭いじゃん」に異論なし! メディアは教えてくれない「その先」に待つものとは

何かと不便で面倒臭いキャンプの本質とは

 今回のお題は「キャンプは面倒臭いからやらない方はいい」と言うエキセントリックなもの。驚かれた方も多いと思うが、多くのメディアはキャンプの魅力や楽しい部分だけを切り取ったキャンプ推奨派ばかりで、キャンプのネガティブな記事を掲載することはない。基本的にはこのコラムも推奨派であるのだが、ここではあえてネガティブな部分に触れ「キャンプがすべての人にお勧めできる趣味ではない」ことを再考してみたいと思う。

なぜ「グルキャン」というだけで嫌われる? 破られがちな5つのマナーとは

これまでマイナーだった行楽がキャンプブームで状況が一変

 最近のキャンプブームは「第二次キャンプブーム」と呼ばれ、コロナ禍による室内での密を避けたいという心理が後押しをしたことで爆発的なブームを呼んでいる。その影響により週末や連休中のキャンプ場は多くの人が押し寄せ、有名なアミューズメントパーク並みの混雑を見せているのが現状だ。それは密を避けるために自然豊かなキャンプ場を目指した当初の目的に反する本末転倒なものとなり、キャンプ人口の増加にともなう混在にストレスを感じている人も少なくない。

 また、キャンプブームの陰にはスポーツイベントや音楽フェス、テーマパークの人数制限や中止、感染リスクを避けるための「代替え行為」としてキャンプを始めた人もいるはずだ。そもそもキャンプに興味がなかった人やブームに便乗した人、行楽の決定権を持つ人によって半強制的に参加させられた人たちにとっては、キャンプは苦行を強いられることも多く、すべての人が両手を挙げて楽しんでいるワケではない人がいるのも事実である。

キャンプの楽しみ方は十人十色で“向き不向き”がある

 雑誌やテレビで報じられるキャンプは季節が良く天気の良いシーンばかりで、実際には自然を相手にするキャンプで悪天候に遭遇することも多い。さらにはテントやタープの設営は複雑/料理を作るのが面倒/虫に刺されると痒い/慣れないテントでの就寝が苦痛/空調設備内のないテントは寝苦しい/暑い/寒い/布一枚のテントで寝るのが怖い/野生の動物に襲われないか心配/変な人がテントに入って来ないか心配などなど、キャンプのネガティブ要素を挙げるとキリがないし、キャンプをしたくない理由は枚挙にいとまがない。

 ボクはキャンプの記事を執筆するとき、キャンプの楽しみ方は十人十色であり「楽しみ方に正解はない」と書くことが多く、キャンプをしたくない理由も十人十色。しかしキャンプをしたくない理由はすべてが正解であり、他人が強制するものではない。だが友人やご近所、ママ友、会社の上司に誘われれば「嫌」とは言えない人も多いはずだ。本音ではキャンプに行きたくないと思っていても、生活圏のコミュニティを壊さないために参加している人もいるのではないだろうか。

 だが、そんな人たちはそろそろ正直になっても良いと思う。緊急事態宣言が解除され蔓延防止などの重点措置が解かれた今、少しずつ以前の生活を取り戻しつつあるのであれば「キャンプは苦手なので」と断る勇気を持ってほしい。そして、ここからが本題だ。

苦労の積み重ねの先に喜び見つけるのがキャンプの本質

 現在、キャンプを楽しんでいる人たちも、誰もが初心者だったころがあり、少なからず上記した不満や不安を感じていたはずだ。しかし、キャンプという経験を積みながら自然の美しさやキャンプの楽しさに目覚め、自分のスタイルを確立することでキャンプに傾倒していったのである。一度でもキャンプに参加したことがあれば、そのなかからポジティブな楽しさを見つけてキャンプの魅力を見つけてもらいたい。

 そうすることで「次はこうしよう!」、「今度は失敗しないぞ!」という気持ちが生まれ、自然のなかで過ごす喜びや充実感が大きくなっていくはずだ。キャンプに対するネガティブな印象を持つことは決して悪いことではなく、ネガティブな事例はマナーやルールを守らないことで生まれる不快感の表れでもあり、その気持ちを忘れなければ「マナーを守れるキャンパー」へと成長することができるのだ。自分が嫌なことは人にもしない。お互いを気遣う気持ちがキャンプという一過性のブームを「文化」へと昇華させる礎になる。

混雑するキャンプ場でストレスフリーはそもそも難しい

 このコラムを読み、昔からキャンプを楽しんでいる人たちのなかには「キャンプが嫌いなら来るなよ!」や「キャンプ場が空いてくれてラッキー!」と思う人も多いはずだ。どう考えても、昨今のキャンプ場は混雑し過ぎて正気の沙汰とは思えない状況であることは間違いない。キャンプ人口の増加はマナーの低下にも繋がり、どんな趣味にも言えることだがマナーを守れない人間はある一定数が存在し、キャンプ人口が増えることでマナー違反が目に付くようになる。

 もちろんブームに乗ってキャンプを始めた人の多くはマナーを守り、自然の大切さを理解した優良キャンパーだが、ここで苦言を呈したいのはマナーを守れない人たちであり、新たな趣味としキャンプを始めたすべての人たちではないことを理解してほしい。また、すべてのキャンプ初心者を「新参者」と見下す経験者も、歓迎すべきではないキャンパーであり尊敬には値しない。どんなベテランでも最初は初心者を経て今に至っているのは言わずもがな。本気でキャンプを楽しみたいビギナーであれば、優しい目で見守り、ときにはアドバイスをするくらいの懐の深さを見せてほしい。

キャンプブームは弊害ばかりではなく多くの恩恵をもたれしてくれる

 静かにキャンプを楽しみたい、バカ騒ぎしているキャンパーに腹が立つと思うのは至極まっとう感覚だ。だが、第二次キャンプブームが生み出した「大混雑」という狂気の沙汰により、全国各地にキャンプ場が増え、アウトドアブランド以外のメーカーが参入したことでリーズナブルかつ高機能なキャンプ道具が手に入れられるようになった恩恵も忘れてはならない。

 本音を言えば「面倒臭いならキャンプをやるな!」ではあるものの、このブームによってキャンプの楽しさに目覚め、マナーを守って自然と共存できるキャンパーが増えてほしいと願う自分もいる。「キャンプは面倒くさいからやらない方がいい」との過激なタイトルで書き始めたコラムだが、ここでマナーを啓蒙しても守れない輩には釈迦に説法、馬の耳に念仏なのかもしれない。だが、マナーを守れる正しきキャンパーへの戒めとして、少しでも役立てば嬉しい限りである。

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