ドライバーもマシンも変わるなか、走り続ける1台
2011年にNAエンジンの新規格軽自動車によるレースとして始まった東北660選手権は、2024年で早くも15回目のシーズンを迎えました。ドライバーもマシンも入れ替わりを重ねるなか、オーナーを変えつつ参戦し続けているマシンが存在します。それが、2024年シーズンをゼッケン番号29で戦ったダイハツL250型「ミラ」です。このマシンで参戦するチームを紹介します。
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代を重ねて着実に成績を伸ばしてきたL250型ミラ
今回取り上げるダイハツL250型「ミラ」は、現在は阿部快成と畑中千宙の共同所有となっている。まずは15年にわたるこのクルマの軌跡を振り返ってみよう。
記念すべき初戦は、2011年7月23日に開催された。ノーマルで搭載されていたシングルカムのEF-SEエンジンで挑み、ベストタイムは1分15秒をギリギリで切れる程度だった。ライバルのHA23型アルトやL275型ミラに比べると非力すぎて勝負にならないと感じた当時のオーナーは、すぐにツインカムのEF-VEエンジンに載せ替え。最終戦では、なんと10秒ものタイムアップを果たした。
2015年に2代目オーナーへバトンタッチされ、さらに成績を伸ばしていく。2021年には3代目オーナーへと受け継がれ、2023年には準優勝に輝いたのだ。そして、そのオーナーがL275型ミラにマシンを変更したことで、4代目オーナーとしてステアリングを託されたのが、阿部と畑中というわけだ。
歴史を絶やさぬ覚悟⋯突貫作業で出走へ
フル参戦しなかったシーズンこそあれど、年に1戦は必ず出場してきたL250型ミラ。そんな長い歴史をよく知る阿部と畑中だけに、2024年も「特別戦だけでも参加しよう!」と意気込んでいた。ところがレース前日の練習で、初サーキットだった畑中がコースアウト。ラジエーターとコアサポートを破損し、一時はリタイアかとも思われた。
しかし「年に1回は参戦してきた歴史を途切れさせたくない」という想いから、突貫で修復を行った。残念ながら結果は振るわなかったものの、60分のセミ耐久レースを完走したのは立派だろう。
過去には激戦の3クラスで表彰台を獲得した実績もあるL250型ミラ。古いクルマではあるが、そのポテンシャルはまだまだ健在だ。
とはいえ、課題も少なくない。新規格軽自動車のミラのなかでももっともマイナーなL250型は、サスペンションや吸排気系といった基本的な部分を除けば、チューニングパーツの選択肢が圧倒的に少ない。さらに、生産終了からすでに16年が経ち、純正パーツの廃盤も予想される。さらに15年にわたってレースで酷使されたボディも、大がかりなリフレッシュが必要な時期に差しかかっている。
東北660選手権のフルシーズンを戦い抜くハードルは、決して低くはない。けれども、フレッシュな阿部と畑中の2馬力で、これからもL250型ミラの歴史を紡いでいってほしい。
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みんなのコメント
250の方がスッキリしていて好みのデザインなんですけどね…。