ルノーは、F1第4戦イギリスGPの決勝レースを終え、レーシングポイントの今季マシン『RP20』の合法性に対する抗議を行なった。
ルノーは現在、昨年メルセデスが使用していたマシン『W10』にRP20が酷似しており、レーシングポイントがマシンを設計する段階でレギュレーションに違反していたのではないかと疑っている。
■ハミルトン、衝撃的な“3輪チェッカー”の一部始終を語る「心臓が止まるかと思った!」
レーシングポイントは、RP20がメルセデスのコンセプトに基づいて設計されていると認めたものの、レギュレーションの範囲内でデザインが行なわれていると主張している。
ただルノーはRP20のブレーキダクトを主なターゲットとして第2戦シュタイアーマルクGP、第3戦ハンガリーGPのレース後に抗議を行なってきた。
FIAはこの問題について調査を進めているが、第4戦イギリスGPを前にヒアリングを実施したり、裁定を下すことはできなかった。
イギリスGPのレース終了後2時間以内にFIAスチュワードが確認したように、ルノーはレーシングポイントに対して3度目の抗議を行なった。
ルノーとレーシングポイントの代表は、現地時間17時30分にシルバーストンでスチュワードに報告を行なうことになったが、調査が進行中だということもあり、これは形式的なものになった。
なお、今回のレースはニコ・ヒュルケンベルグがマシントラブルでスタートできず、レーシングポイントは9位となったランス・ストロールのみが出走。そのため、今回のルノーの抗議もストロールのみを対象としている。
レーシングポイントのテクニカルディレクターであるアンドリュー・グリーンは、土曜日の段階で改めてチームの合法性を証明できるとmotorsport.comに語った。
「我々はその点でとても強力だと思う」
「我々はこれまでの2週間、その問題に取り組んでいる。一部の文書は週末にFIAに提出され、我々の答弁が数日前にスチュワードに提出された。我々の弁護士は、先週を通して熱心にそれに取り組んでいる」
「それ(抗議)は却下されるべきだと思う。レギュレーションはかなり明確だ。我々がレギュレーションの範囲内ですべてのことを行なったことがわかる。そのため、問題があるとは考えていない」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ストロール「SC出動時に前方のクルマが急減速し、接触を避けられなかった」:アストンマーティン F1第5戦決勝
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
【MotoGP】マルケスのホンダ離脱がヤマハを「目覚めさせた」クアルタラロの2年契約延長にもプラス作用
オコン「パフォーマンスの面でわずかに進歩。大急ぎでアップグレードを用意したチームに感謝」:アルピーヌ F1第5戦決勝
【角田裕毅F1第5戦分析】問題を抱えながらも最後列スタートを選択。リタイアに終わるも一段と成長した振る舞いを見せる
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?