1996年5月19日、F1モナコGPでリジェ・無限ホンダのオリビエ・パニスが果たした優勝は、F1史に残る番狂わせのひとつだ。あの日から30年が経った。
パニスは1994年のデビュー当初から光る速さを見せており、リジェですでに表彰台も経験していた。その才能に疑いの余地はなかったが、1996年当時の同チームには優勝を争えるような力はなかった。予選順位も多くがグリッド6列目~8列目といったところで、レースで生き残れば、当時6位までだった入賞に届くかどうか……といった立ち位置であった。
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