走行映像、走行速度、位置情報の3つの情報を確認可能
株式会社大阪シゲオーは、市場が拡大している電動アシスト自転車へ取り付け可能な通信型ドライブレコーダー(サービス名称 : REC-Eye)を2023年12月より展開します。
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1982年に設立されたシゲオーは、業務用二輪車の販売・リース・メンテナンスサービスを提供し、現在では大手企業を中心に事業を展開する二輪車のトータルプランニング会社です。
電動アシスト自転車用として開発されたREC-Eyeは、電動アシスト自転車の利用環境にも適した機能を備え、「もしも」の際も加速度センサーによって感知したイベント(転倒や衝突)が発生したことを瞬時に事前登録した管理者へメールで通知。
4Gに含まれるモバイルデバイス専用の通信規格のひとつ「LTE回線」を通じて映像をアップロード、専用アプリでの映像確認を実現することで、電動アシスト自転車利用の更なる安心・安全の確立に役立てることが可能です。
REC-Eyeについて、開発者でありのシゲオーの代表取締役である保呂和孝社長に話をうかがってみました。
―――昨今では四輪に続き、二輪車においてもドライブレコーダーが普及し始めていますが、REC-Eye(電動アシスト自転車用のドライブレコーダー)はどれくらい前から開発されたのでしょうか。
保呂社長 REC-Eyeは自転車の運行状況の「見える化」、事故リスクを抑制、万が一事故が発生した際の状況証拠の取得を目的としたもので、かなり以前より開発を進めて参りました。
バイクとは違い、電動アシスト自転車は24V(一般的なバイクは12V)を使用しているためそちらへの対応、ユニットの小型化などを進めてきました。
現在ではハガキや大画面のスマートフォン程度のサイズまで小型化しています。
―――取り付け場所や拡張機能、操作方法などについて教えて下さい。
保呂社長 弊社ではユニットをリアキャリアに装着しています。また、デフォルトでは1カメラの設定ですが、使用しているユニットでは最大4カメラまで対応できます。
REC-Eyeには特別な操作はなく、電動アシスト自転車の電源ボタンを押すと録画が開始されるためどなたでも簡単に使用することができます。
また、走行動画は常時SDカードに保存、容量が一杯になると上書き録画されるほか、転倒してしまった際などには自動的に動画がアップロードされ、事前登録いただいた管理者様のメールアドレスへの通知が行われます。
そのほか、REC-Eyeは継続録画も可能ですので、防犯に役立てることも可能です。
―――実証実験などは行われているのでしょうか。
保呂社長 弊社は業務用二輪車に関するサービスを扱っていますので、すでにお取引のある企業様にお試しいただき、高い評価を頂いております。
また、保存された映像で走行映像、走行速度、位置情報なども確認できますので車両の管理などにも役立てて頂いているというお話も頂いております。
―――昨今ではドライブレコーダー付きの保険などのサービスも見られますが今後はそうしたサービスも展開されるのでしょうか。
現状、はっきりとしたサービス内容についてはお答えできませんが、保険の代理店と話を進めているところです。接触事故などの際には録画されたデータを検証の題材として活用していただければ幸いです。
※ ※ ※
なお、電動アシスト自転車用の通信型ドライブレコーダーREC-Eyeの価格は未定で、法人向けサービズから順次、展開予定となっています。
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みんなのコメント
歩道走行完全禁止で良いんだよ!
変速機付何だから!