■「ミウラP400S」の実車を徹底再現した1/8スケールモデル
アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社は2021年8月11日、毎号付属するパーツを組み立てると、ランボルギーニ「ミウラ P400S」の1/8スケール(全長55cm)モデルが完成する『ランボルギーニ ミウラをつくる』を創刊する。
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●ランボルギーニ「ミウラ P400S」とはどんなクルマ
1966年のジュネーブ・モーターショーで発表されたミウラは、当時販売されていたすべてのGTカーをたちまち時代遅れにしてしまうほど、センセーショナルなデビューを飾った。そして荒削りだった初代ミウラのチューンナップバージョンとして、1968年に発表されたのが、ミウラP400Sである。
今回創刊される『ランボルギーニ ミウラをつくる』に毎号付属するパーツを組み立てることで、そのミウラP400Sの実車を徹底再現した1/8スケールモデル(全長55cm)を完成させることができる。
高品質な金属パーツが描き出す流麗なボディラインはもちろん、シート後方のV12型エンジンのメカニズムが堪能できるフロント/リアのフード開閉機構も、実車同様に再現されるこだわりようだ。
金属製のボディ&シャシ、ステアリングで操舵可能な車輪、ドアの開閉、音と光のギミックなど、まるで憧れのスーパーカーを手に入れた気分で楽しむことができるという。
また、スーパーカーの歴史に革命を起こした稀代の名車、ミウラ誕生とその開発の秘話を徹底解説したマガジンも必見だ。
トラクター製造で成功者となったフェルッチオ・ランボルギーニが挑んだ究極のスポーツカー製作の道程や、ヒストリカルな名車なども多くの写真とともに紹介されるスポーツカーファン垂涎の内容となっている。
●読者が組み立てることで実現したリーズナブルな値段設定
では、今回創刊される『ランボルギーニ ミウラをつくる』を毎号購入した場合、トータルでかなり高額となってしまうが、完成品を購入した方がリーズナブルではないかと考える人もいるだろう。そこでVAGUEでは、モデル・カーズ編集長 鵜飼誠氏に話を伺った。
「ミニカーの世界において、一般的に入手可能な製品のスケール(縮尺率)としては小さいものから順に1/64、1/43、1/24、1/18、1/12となりますが、それ以上のものはほとんど流通していません。一番の理由はやはり大きくなればなるほどに“ゴマカシ”が効かない、つまり物理的に小さすぎてどこそこを再現できない的ないい訳が出来ず、途方もない解像度の部品構成と点数が求められることになります。そしてそれらを組み立てて製造することには非常にコストもかかり、価格的にはまったくミニではない小さなクルマになってしまうことが予想されます。
それを避けるためもあってか1/10、1/8、1/5といった超ビッグスケールの世界では外観の再現に徹したレジン製で、可動箇所を一切持たない少量生産のプロポーションモデルが主流です。それでも価格は安いものでも十数万円はしますし、高いものでは200数十万円と極めて高額です。
そんないってみればミニカーの常識を打ち破るのが『ランボルギーニ ミウラをつくる』だと思います。メーカーにとってはコストとの戦いとなる複雑な製造工程を、ユーザー自身が組みたてることによって「楽しみ」に替えるという発想はまさに“コロンブスの卵”といっても良いのではないでしょうか。
その組み立ての手間を楽しさと受け止め、世の超ビッグスケールの相場を知るユーザーならば、『ランボルギーニ ミウラをつくる』をして“リーズナブル”という表現を使うことに躊躇いを覚えないはずですし、これまでにミニカー蒐集をしてこなかった人にとっても、新たな趣味へ足を踏み入れる契機として、是非チャレンジしてもらいたい価値ある逸品ではないかと思います」
●忠実に再現されたスーパーマシン脅威のギミックとは
1/8スケールモデルだからこそ可能となった、ギミックを紹介しよう。
・音と光の演出
イグニッションスタートから、加速時のエンジン音を再生。フロント/リアの灯火類、インパネ、室内照明も点・消灯が可能。
・魅力的なコクピット
操作系パーツや、インテリアのデザイン、リッチな質感までディテールを丁寧に再現。
・精密なメカニズム
正確に設計されたパーツで組み上げる、迫力のランボルギーニV12型エンジン。
・ハンドリングで操舵可能
カンパニョーロのホイール、ピレリのタイヤ、足回りの構造も実車同様の設計。
・優美なドアインテーク
左右のドアは開閉が可能。ミウラを特徴づけるエアインテークが再現。
・シャープなルーバー
高性能エンジンの熱を排出する6枚ルーバーが、ミウラのリアビューを引き締める。
●定期購は、ここでしか手に入らない豪華特典付き
創刊号には、完成までのモチベーションを上げる「スタートアップ DVD」が付属。完成モデルのディテールや、音と光のギミックを紹介する。さらには貴重なミウラの走行シーンも収録されるなど、完成が待ち遠しくなる内容となっている。
さらに定期購読をする人には、ミウラ・キーリング/ランボルギーニ特製ノートやスポーツサック/1:24 ミニチュアカー/名前入り特製銘板も付属する。
それらに加え、4号以降で毎号250円(消費税込)を追加する「プレミアム定期購読」を申し込んだ人には、高級感あふれるガラス調アクリル素材のカバーと木製ボードの「オリジナルディスプレイケース」が、最終号と同時期に届けられるという。サイズは幅65cm×奥行35cm×高さ31cmである。
定期購読またはプレミアム定期購読を2021年9月19日までに申し込んだ人のなかから抽選で5名には、図書カード(1万円)が当たるキャンペーンも開催されている。
●商品概要
・商品名:ランボルギーニ ミウラをつくる
・商品価格(消費税込):創刊号特別価格299円/第2号以降通常価格1999円
・発売日:2021年8月11日 ※地域によって発売日は異なる。
・販売場所:全国の書店・商品ウェブサイト
・刊行頻度:週刊
・刊行号数:全100号
・判型:285mm×220mm
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みんなのコメント
果たして此れが安いのか高いのか?
同じ金額出すならもっとクオリティ高いのが買えるんだよな。