■「D:Xコンセプト」が次期「デリカ」のヒントか!?
2007年1月にデビューし、長く販売を続ける三菱のクロスオーバーミニバン「デリカD:5」。
今も根強いファンを持つ唯一無二のキャラクターが魅力ですが、次期モデルはどうなるのでしょうか。
【画像】超カッコいい! これが三菱「新型デリカ」!? 画像で見る(30枚以上)
デリカD:5のルーツは、1968年に登場した初代「デリカ」までさかのぼります。
当初は商用モデルから始まりましたが、のちに乗用ワゴンモデルも追加。
さらにクロスカントリー四輪駆動車「パジェロ」譲りの本格的な走破性を誇る4WDモデルが支持を集めたことから、SUVテイストのミニバンとして独自の路線を開拓しています。
2007年に登場した現行のデリカD:5は、そうした半世紀に及ぶ歴史を受けSUVの力強さとミニバンの優しさを融合させた独創的なスタイルを特徴とします。
2019年2月にはマイナーチェンジを実施。フロント周りを中心にスタイリングを一新したほか、最新の運転支援機能も搭載されるなどの大規模なリニューアルを図りました。
ボディサイズは全長4800mm×全幅1795mm×全高1875mmで、広々とした室内空間を提供します。
ビッグマイナーチェンジからすでに6年、デビューから数えると18年が経過しており、そろそろフルモデルチェンジも期待されるところです。
そんななか、2023年10月に開催された国内最大の自動車ショー「ジャパンモビリティショー(JMS)2023」で三菱は、ミニバンコンセプト「MITSUBISHI D:X Concept(ミツビシ・ディーエックス コンセプト、以下D:Xコンセプト)」を出展しました。
車名の“D”からもわかる通り、未来のデリカをイメージした電動クロスオーバーミニバンで、広い室内空間と高い走破性を兼ね備ねています。
パワートレインは、三菱が世界に先駆け実用化したPHEV(プラグインハイブリッド)を搭載し、「日常はほとんどEV走行、遠出する際にはハイブリッド走行」という使い方を想定。6人乗り仕様とすることで、快適性と走破性を両立しています。
次期デリカ(「デリカD:6」!?)を予感させる、現実味のあるコンセプトモデルといって良いしょう。
JMS2023の開催期間中、D:Xコンセプトの市販化について、三菱の関係者は次のように話していました。
「個人的な意見ですが、市販化はそれほど遠くないと感じています。
D:Xに採用された『環状骨格(リブボーンフレーム)』『PHEVシステム』『S-AWC』はいずれも、すでに三菱が市販モデルで実績を持つ技術です。ゼロからの開発ではないため、実現までのスピードも早い可能性があります」
※ ※ ※
三菱とアライアンス関係にある日産は2025年4月22日、高級ミニバン「エルグランド」次期モデルのデザインの一部を公開しました。
あわせて、新型エルグランドを2025年度後半に正式発表し、2026年度には市販化することも明らかにされています。独自のハイブリッド「e-POWER」も搭載され、電動モデルとなる模様です。
現行型エルグランドのボディサイズは全長4975mm×全幅1850mm×全高1815mmで、ラージクラスの位置づけ。
全長4.8m級の現行デリカD:5と思いのほか近い外寸ですが、かねてより「デリカの次期モデルは新型エルグランドと兄弟車になる」とのウワサも聞かれており、それが事実だとすれば同時開発が進められていることが推察されます。
2025年秋にはJMS2025が開催されます。この場で三菱と日産の各電動ラージミニバンのプロトタイプがお披露目される可能性も非常に高いでしょう。
大いに期待して待ちたいところです。
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みんなのコメント
(日産車に流れると言う訳ではない)