ロードレース世界選手権MotoGPクラスに参戦するグレシーニ・レーシングは、1月15日に2022年シーズンの体制発表を実施。新たに使用することになるドゥカティ・デスモセディチGPのカラーリングをお披露目した。
グレシーニ・レーシングは、2015年からアプリリアと提携を結び、実質的にアプリリアのファクトリーチームとしてMotoGP参戦を続けてきた。しかしアプリリアとの関係は、2021年限りで終了することになり、2022年にグレシーニは再びインディペンデントチームとしてレースに臨むこととなった。
昨年2月には、チーム創設者であるファウスト・グレシーニが新型コロナウイルスとの闘病の末、死去。チームには大きな衝撃が走った。
チーム側もファウストの喪失を乗り越えられるか分からなかったと、昨年末に明かしていたが、それでもチームは亡きファウストの妻である、ナディア・パドヴァーニの指揮のもと、挑戦を続けていくことになった。
アプリリアと別れたグレシーニだが、彼らは2022年以降に使用するマシンとして、ドゥカティ・デスモセディチGPを選択。エネア・バスティアニーニとファビオ・ディ・ギャナントニオがGP21を走らせることになる。
発表会では、水色と赤色のコントラストが目を引く、これまでとは大きくイメージの異なるマシンをお披露目。これは著名なデザイナーのアルド・ドゥルディの手によるモノだ。
「我々が昨年を通じて立ち止まること無く取り組み続け、強く信じてきたプロジェクトを、ついに発表することができました」
パドヴァーニはそう語った。
「チームは非常にやる気にあふれていて、我々は(2022年シーズンに向け)最初に発表を行なうチームとなりました。それだけではなく、我々のバイクは美しいと、そう思っていますし、皆さんも気に入ってくれることを願っています」
「ファウストは天から私達のことを見守り、そしてこの”家族”のことを誇りに思っていくれているだろうと、そう思っています」
「ここには血縁としての家族と、仕事としての家族に区別はありません。私達はひとつです」
「ディッジャ(ギャナントニオ)とエネア、ふたりとも素晴らしいライダーですし、やる気に溢れています。我々は、主役のひとりとなり、パルクフェルメに顔を出していくことを目標にしています」
2022年、ドゥカティは計4チーム8台をグリッドへ送り込む。ファクトリー、プラマック、VR46、そしてグレシーニだ。
なお今回のグレシーニのチーム発表の場で、ドゥカティのゼネラルマネージャーであるジジ・ダッリーニャは、グレシーニが2022年にドゥカティから”フルサポート”を受けることになると明かしている。
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