2008年のF1イタリアGPは、雨に祟られたレースとなった。金曜日から雨、予選も雨、決勝も雨だったのだ。モンツァが本格的なウエットレースとなったのは、1981年以来……実に久々だったのだ。
その雨に足を取られ、トップランカーが予選で次々に失敗。その中で躍動し、ポールポジションを獲得したのがスクーデリア・トロロッソのセバスチャン・ベッテルだった。
■驚きの番狂わせ優勝1:ライコネンとマッサしか乗れない? F60、スパで唯一の勝利
トロロッソはF1参戦3シーズン目。ベッテルもフル参戦1年目というフレッシュな組み合わせ。チームメイトのセバスチャン・ブルデーも4番グリッドを確保し、トロロッソ勢が輝きを放った。
決勝では、ブルデーがエンジンストールのためスタートが遅れて戦線を離脱したが、ベッテルは順調に走り切り、自身にとっても、そしてチームにとっても、F1での初優勝を飾った。
この年のベッテルは、表彰台こそこの1勝のみだったが、コンスタントにポイントを獲得。ランキング8位で終えた。この活躍が評価され、翌年からレッドブルの一員に抜擢。タイトル争いの常連になっていくこととなった。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第4戦】レッドブル育成プログラムの停滞と首脳陣の見込み違い
リカルドの状況は「大きく改善している」とRB代表。ローソンの存在がプレッシャーを与えることはないと主張
「F1で成功する日本人」と「日本で成功する外国人」……そこには共通項アリ。ペドロ・デ・ラ・ロサが持論語る
各メーカーの性能が拮抗し過ぎたから? 開幕戦で追い抜きの少なかったGT500にHRCも訝しげ「かつてのスーパーフォーミュラのよう」
『スカイラインGT-R(BCNR33型/1996年編)』地道な改良も苦戦。連覇記録、ついに途切れる【忘れがたき銘車たち】
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?