ツインモーター仕様の小型EV
ルノーは、オフロードをモチーフにした新コンセプトカー『4サヴァン4×4(4 Savane 4×4)』を発表した。クロスオーバーの4(キャトル)に四輪駆動モデルが追加されることを示唆している。
【画像】グリーンが映える! 無骨でかわいい小型EV【ルノー4サヴァン4x4コンセプトの詳細を見る】 全12枚
標準の4よりも車高が15mm高く、グリップ力の高いグッドイヤー製タイヤを履いた特注ホイールを採用し、インテリアは「ディープブラウン」のテキスタイル生地で装飾されている。
また、前後のトレッド幅が広くなり、ブラックのボディクラッディングが採用されるなど、オフロード性能を重視したデザインとなっている。ボディカラーはジェイドグリーンという新色を採用した。
重要なのは、「4×4」の名が示すように、リアに2基目のモーターを追加してフルタイム四輪駆動とした点だ。標準モデルでは前輪駆動のみとなる。
ルノーは技術的な詳細については明らかにしていないが、前輪駆動車は最高出力120psまたは150psのモーターを搭載しているため、ツインモーターの四輪駆動車では300ps程度の出力に達するだろう。
今のところ、4の四輪駆動バージョンの発売計画は正式には発表されていないが、サヴァン・コンセプトではAmprスモール・プラットフォームがツインモーター構成に対応し、「BセグメントのEVで四輪駆動を実現する可能性」を示しているという。
ルノーの広報担当者はAUTOCARに対し、「現在、技術的な実現可能性と財務面での検討を行っています」と述べたが、「四輪駆動車の量産化については、まだ何も確定していません」とした。
このコンセプトカーが発売されれば、四輪駆動EVとしては最も小型の部類だろう。
ツインモーターの4が発表されたことで、兄弟車であるルノー5にも同じ構成が採用される可能性が出てきた。ただし、そのコンパクトなボディとフロアパンに、リアモーターを搭載できるかどうかは不明だ。
1970年代の初代4は、同時代の5よりもタフでアウトドア志向の大衆車として位置づけられていた。その2台の後継車も、同様のコンセプトで開発された。
実際、2022年に初公開された4のコンセプトカー『トロフィー』は、ラリーカーにインスパイアされたものだった。
もし、4や5といった小型車にツインモーター・パワートレインを搭載できるとすれば、5ベースの高性能モデルであるアルピーヌA290にも大きな影響を与えそうだ。理論的には、大幅なパワーアップが見込め、前後のアクスルにトルクベクタリングを駆使することで、敏捷性とレスポンスを向上させることができるだろう。
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