セリーヌは1920年代を彷彿させるオーセンティックな顔ぶれ──2025年春のレザーシューズ＆ブーツ

ヴィンテージテイスト漂うオーセンティックなアイテムから華やかなディテールで彩ったエレガントなアイテムまでこだわりのシューズ&ブーツを展開。

1920年代のロンドンの社交界をテーマにしたコレクション

セリーヌの2025年夏季コレクションのテーマは「THE BRIGHT YOUNG」。1920年代のロンドンの若い貴族を中心とした社交界グループちなみ名付けられた本コレクションでは、シルバーチェーンでアレンジしたローファーや、ブローグで装飾したオーセンティックなオックスフォードシューズやブーツなど、当時の英国のスピリットを伝えるアイテムを取り揃えている。

UNIVERSITE CHUNKY LOAFERセリーヌのアイコン的シューズであるマーガレット・ローファーを彷彿させるデザイン。ダブルレザーウェルトを採用し、ボリューム感のある重厚なルックスが特徴だ。甲部分にはブランドロゴを刻印したプレートが付いたシルバーチェーンをあしらっており、キルトとともに華やかな印象を演出している。

DONAVAN CHELSEA BOOT履き口にプルストラップが付いており、脱ぎ履きがしやすいサイドゴアタイプのブーツ。洗練されたシャープなフォルムが特徴で、アッパーの素材には豊かな光沢をたたえたポリッシュドブルを採用している。シンプルなデザインの中で、ウィングチップのようなクラシックなフォーマルシューズを思わせるブローグが存在感を主張する。

RANGERS DERBY SHOES2019年秋のショーで発表されて以来、長年に渡り改良を重ね、究極の逸品に仕上げられたレンジャーダービー。丸みのあるフォルムと堅牢なレザーというレンジャーの特徴を備えながらも、ブランドのアイコンであるトリオンフは、つま先のブローグで表現。クリエイションの遊び心を感じられる1足だ。

AUCOURT PERFORATED OXFORD1920年代のロンドンの社交界に着想を得た「THE BRIGHT YOUNG」というテーマにふさわしい1足。ヴィンテージのクリケットシューズにインスパイアされたデザインが、20年代当時のクラシックなブリティッシュスタイルを彷彿させる。純白のアッパーの素材は上質なパイソンで高級感もインパクトも兼備。薄いレザーのアウトソールと柔らかなライニングで履き心地も抜群だ。

セリーヌ ジャパン TEL:03-5414-1401セリーヌ オム バイ エディ・スリマン

写真・高橋絵里奈　文・オオサワ系、森下隆太　スタイリング・安倍拓志　編集・岩田桂視（GQ）