シャフトとギヤで後輪へ動力を伝える仕組み
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「シャフトドライブ」についてです。
【画像】「えっ…!」これが「今では珍しい」バイクの「シャフトドライブ」です(20枚)
シャフトドライブとは、エンジンの動力をドライブシャフトとベベルギヤ(傘歯車)を介して後輪へ伝える駆動方式のことです。
チェーンやベルトを使用せず、密閉された駆動機構によって動力を伝達するため、雨や泥の影響を受けにくく、高い耐久性を備えています。
代表的な採用メーカーとしてはBMW Motorradやモトグッツィなどが知られています。
チェーンドライブのように定期的な注油や張り調整が不要で、メンテナンスの手間が少ないことが大きなメリットです。
チェーンオイルが飛び散ることもなく、長距離ツーリングを快適に楽しめることから、ツアラーやアドベンチャーモデルにも多く採用されています。
一方で、構造が複雑なため重量や製造コストが増えやすく、チェーンドライブに比べると駆動損失もやや大きくなります。
また、減速比の変更もチェーン車のようにスプロケット交換で手軽に行うことはできません。
そのため、メンテナンス性を重視するツーリング向け車種で採用されることが多い一方、軽量さやセッティングの自由度を重視するスポーツモデルでは、チェーンドライブが主流となっています。(バイクのニュース編集部)
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