新型車比較・ライバル車対決 [2025.06.30 UP]
ミニバン選び虎の巻《Lサイズ他》アルファード/オデッセイ/ハイエースワゴン他
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家族がイチバン! ミニバン選び虎の巻
ファミリーカーの定番といえばミニバン。1BOX型を中心に、日本国内の道路状況や使用形態など、ユーザーファーストで考え抜かれたモデルが多く、SUV流行りの現在も子育てファミリーの愛車候補筆頭だ。弊誌連載「家族のクルマ選び!」でおなじみの、まるも亜希子が国産ミニバン各車の魅力に迫る。
※本記事の内容は2025年5月中旬時点のものです
●文:まるも亜希子
Lサイズ 1BOX型ミニバン選び
VIPカー的な側面でも人気を集める上級クラス
家族や仲間たちで使うミニバンというキャラクターを超えて、ビジネスシーンやショーファーカーとしての要素が強まりつつあるのがLサイズミニバン。現在はトヨタ・アルファード/ヴェルファイア、レクサス・LM、日産・エルグランドがラインナップしている。メインは3列シートの7人乗りで、アルファード/ヴェルファイアとエルグランドには8人乗りもあるが、LMが最初に日本導入したのは4座仕様で、完全にショーファーカーのニーズに対応したモデル。のちに6座仕様も加わり、ビジネスシーンだけでなく家族でも使えるモデルとなっている。またミニバン初のPHEVとなるアルファード/ヴェルファイアPHEVも6人乗りがメインで、特装車としてアルファードPHEVに4座仕様が登場。LMの4座仕様は前後席が完全にパーティションで仕切られていたり、アルファードPHEVの4座仕様もシートアレンジが限られていたりと、家族で使うにはやや特殊な機能が多くなっている。
ファミリーカーとして快適な仕様も選べる
家族で使う視点で気軽さを求めるならば、アルファード/ヴェルファイアの「X」グレードが最適。2列目シートがゴージャスなイメージがあるが、このグレードは6:4分割のチップアップシートを採用し、収納などの便利装備を中心に備えるので、子育て世代にも使いやすくなっている。パワーリクライニングにオットマンや折りたたみテーブル、シートヒーターやリラクゼーション機能などが付いた豪華なエグゼクティブラウンジシートや、そこから少し簡素となるエグゼクティブパワーシートを選べば、大切なゲストを迎える空間としても活躍するはずだ。
エルグランドは2026年に次期型が出ることがアナウンスされており、1.5ℓエンジンを発電専用に搭載するe-POWERとなる模様。現行のパワートレーンは2.5ℓおよび3.5ℓガソリンエンジンなので、大幅な燃費アップが見込まれる。現行のエルグランドは広い室内空間を確保しつつ、低全高でスタイリッシュなデザインと安定してパワフルな走行性能が魅力。家族で使っても違和感のないミニバンだ。
LMはショーファーカーとしてのナチュラルな静かさや「リアコンフォートモード」などで後席の快適性にこだわる一方、ドライバーズカーとしての走行性能も磨いており、ロングドライブの多い家族にもおすすめだ。
TOYOTA アルファード/ヴェルファイア
■2.5ℓHEV〈FF/4WD〉 ■2.5ℓガソリン車〈FF/4WD〉※アルファードのみ ■2.4ℓターボ車〈FF/4WD〉※ヴェルファイアのみ 2.5ℓPHEV〈4WD〉
●価格:510万~1065万円/670万~1085万円
かつてのサルーンの座を奪うラグジュアリーミニバンの雄
高価なLサイズミニバンでありながら、Mサイズミニバン以上の月間販売台数を叩き出すこともある人気車。主力のアルファードは豪華さが持ち味で乗り心地重視。ヴェルファイアは19インチタイヤとボディ剛性の向上などによりスポーティな走りを楽しめる。
快適性至上主義的な車種なのでサードシートの作りも立派だが、格納時にはアシスト機構がはたらくためアレンジが苦になりにくい。
アルファード/ヴェルファイアの推しポイント
性能も快適性も世界基準を誇る
世界基準に引き上げられた走行性能と、2列目を中心に豪華装備満載のホスピタリティは日本随一。環境意識の高いユーザーにはPHEVもあり、一充電で最大73kmのEV走行が可能な唯一のミニバンとなっている。
給油と充電に対応しモーター特有の大トルクを得られるPHEVが追加設定されている。
LEXUS LM
■2.4ℓターボHEV〈4WD〉
●価格:1500万~2000万円
LMの推しポイント
国産ミニバンの最高峰モデル
まるで飛行機のファーストクラスのような2列目シートと、豪華すぎる3列目シートを備えるLMの6座仕様。加えて1列目&2列目か2列目&3列目をフルフラットにできるなど、シートアレンジは意外にも多彩だ。
3列シート7人乗り仕様は前後席の仕切りがなく家族向きだ。
NISSAN エルグランド
■2.5ℓガソリン車〈FF/4WD〉 ■3.5ℓガソリン車〈FF/4WD〉
●価格:408万2100~597万8500円
エルグランドの推しポイント
V6エンジンの走りも楽しめる
高級ミニバンの元祖で、現行モデルはロングセラーとなっている。2列目がキャプテンシートの7人乗りがおすすめ。ラクな姿勢になるシートバック中折れ機能やオットマンで快適だ。パワフルなV6エンジン搭載グレードも貴重。
豪華な仕立ての2列目キャプテンシートがくつろぎをもたらす。
ワゴン型ミニバン
HONDA オデッセイ
■2ℓHEV〈FF〉
●価格:480万400~516万4500円
オデッセイの推しポイント
低めのフォルムでスポーティに
低床・低重心パッケージと2モーターハイブリッドによる卓越した走行性能、充実の安全運転支援機能に加え、電動オットマンとリクライニング、大型センターテーブルで快適な2列目シートに進化。車内Wi-Fiもある。
国内のミニバンで唯一となったワゴンフォルムがアピールポイント。
商用車派生型ミニバン
1BOX型バンのラインナップの中にも、乗用車登録となるモデルがある。空間効率の追求など、ボディタイプはミニバンと同様で積載等の実用性も高いが、先進機能や快適装備などは一般的なミニバンに軍配が上がる。
TOYOTA ハイエース ワゴン
●価格:295万6600~406万200円
NISSAN キャラバン
●価格:326万3700~424万7100円(ワゴン車)
NISSAN NV200 バネット
●価格:254万7600~268万6200円(ワゴン車)
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みんなのコメント
ヴェルファイアにXグレードは無いし、LMはフルフラットになりません
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