ティム・トラムニッツ、序盤バトル制しSC2連発のレース勝利｜FIA F3イモラ スプリントレース

　イモラ・サーキットでFIA F3第3戦が開催。17日に行なわれたスプリントレースは、ティム・トラムニッツ（MPモータースポーツ）が勝利した。

　予選では今季既に2勝をあげているラファエル・カマラ（トライデント）が最速。スプリントは上位12名がリバースグリッドとなるため、ブルーノ・デル・ピノ（MPモータースポーツ）がポールスタートとなった。

　デル・ピノはポールスタートから3周目まではなんとかトップを守ったが、DRSが解禁されると同チームのティム・トラムニッツ（MPモータースポーツ）に追い抜かれてしまった。

　中盤にはニコラ・マリナジェリ（AIX Racing）がコース脇にマシンをストップさせたことでセーフティカーが出動。8周目に一度SC解除されたが、すぐに別のマシンがタンブレロシケインを横切ってグラベルにスタックし、SCが再出動する事態となった。

　12周目にSCが解除されたあとは、トラムニッツがチームメイトを最後まで抑えてチェッカーを迎え、勝利した。2位は最後まですぐ後ろで追いかけたデル・ピノ。3位はニコラ・ツォロフ（カンポス）だった。

　ランキング首位のカマラは11位でポイントには届かず、ランキング2番手のトラムニッツに差を縮められることになった。